要請番号(JL64218A31)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・社会活動省
2)配属機関名(日本語)
国立肢体障害支援センター(タリブ・ダボ・センター)
3)任地( ダカール州ダカール県ダカール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1981年にセネガルの首都ダカールに設立された国立の身体障害児施設で、身体障害のある子どものリハビリテーション、教育、社会適応を目的とした活動を行っている。リハビリテーション部門(運動療法、義肢装具製作)と教育部門の二部門が設置されている。センターに通う子どもは就学前教育から(年少から年長)小学校6年までの公教育が受けられる。リハビリテーション部門はセンター内の学校に通う子どもだけでなく、全ての住民、年齢が対象である。義肢装具製作課では、10名の職員が義肢義足、靴、歩行補助具、コルセットなどを製作している。センターの職員は全部で89名で、年間予算は約105,000ドルである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
本件の配属先である国立肢体障害支援センターの義肢装具製作課職員10名のうち、義肢装具士有資格者は1名である。同課では10名の職員が月に平均200ケの義肢装具を製作している。セネガルには義肢装具士を養成する専門教育機関が無く、多くの職員は現場で得た技術・知見をもとに製作にあたっており、技術力向上のための研鑽機会を得ることがない。よって、本件で派遣されるボランティアは、義肢装具課の業務を支援しながら、自らが持つ義肢装具製作に関する技術や知見を同僚である義肢装具士と技術者に共有することで、職員の技術、知見の改善のための技術研鑽の機会し、配属先の義肢装具の質の改善、アフターケアなどの業務改善に寄与することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
職員の技術力向上を目的に主に次の活動を行う。
1.義肢装具製作における義肢装具科職員への技術指導を行う。
2.製作した義肢装具のアフターケアにおける義肢装具科職員への技術指導を行う。
3.義肢装具処方における義肢装具科職員への指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
製作室、試験歩行室、機械工作室、石膏室、カービングマシン、帯ノコ、ボール盤、吸引器、オーブン、研磨機、他
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長(女性、40代、神経外科医)
義肢装具士(男性、50代、義肢装具士有資格者)
技術者9名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:技術者の育成が含まれるため
[参考情報]:
・義肢装具士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動及び生活言語は、任地に適応する現地語(ウオルフ語等)を赴任後学習する。