2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64219B02)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

ファティック県視学官事務所

3)任地( ファティック州ファティック県ファティック市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ファティック県視学官事務所は県内の幼稚園(67園)、小学校(284校)、中学校(67校)を管轄し、教員の人事管理、試験実施の監督、教育に関するデータ収集と分析、予算管理などを担う機関である。同事務所の視学官と呼ばれる職員が教育機関を巡回し、教員や学校長に対し、学校運営の助言や指導を行っている。現在、2018年度1次隊(幼児教育)が派遣され、市内の幼稚園にて「遊びを通じた学び」の実践を行っている。年間予算は600万円であり、職員数は29名。同地域はこれまで、多くの協力隊員を受け入れてきた実績があり、日本人ボランティア対する理解は深い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガル政府の国家開発の政策により、2000年代初頭の60%だった初等教育就学率は2010年に90%までに達した。一方で、教員の不足や児童の学力には多くの課題があり、教育の質の改善が喫緊の課題とされている。本件で派遣されるボランティアは、配属先や活動先の同僚と共に算数教育における課題を話し合い、解決策を考え提案することが期待される。
子どもの躓きをみとる授業や算数的思考を補助する教材の提案など、限られた資源のなかで創意工夫をしながら教育の質の改善に向けた取り組みを実践する。また、活動で実践し、得られた成果を地域内の小学校教員に共有するためのセミナーや研修会を実施する。より低学年層に向けた支援が求められており、幼児教育から小学校教育おける連続した教育の課題を同配属先の幼児教育隊員とも連携しながら取り組めるとよい。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

本件で派遣されるボランティアはファティック市内および近郊村落部の小学校を巡回し、以下の活動を実施する。
1.市内の小学校を巡回し、算数教育における課題・問題点を把握する。
2..上記の問題・課題解決に向け、具体物を使った授業など、効果的な学習方法を教員とともに考え、実践する。
3.研究授業やセミナーなどを企画・開催し、教員が新しいアイディアや指導法を学ぶ機会を創出する。
4.市内の幼稚園の現状も調査し、低学年層の数の概念の習得を支援する教授法や教材を提案する。
要望があれば、音楽、図工、体育などボランティアの得意分野において支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

小学校の教室、校庭など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
配属先責任者1名(男性、50代)
同僚視学官9名(男性、女性、40~50代)、他事務職員21名

活動対象者:
現地教員(男性、女性、20~50代)、小学校児童

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

停電・断水が頻発する。