要請番号(JL64219B03)
募集終了
2代目
・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育省
2)配属機関名(日本語)
ファティック州教員研修センター
3)任地( ファティック州ファティック県ファティック市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ファティック州において、教員養成及び現職教員の研修を担う機関である。通常の教員養成課程は9ヶ月間であり、40日前後の教育実習を指定小学校で行っている。現職教員向けの研修は夏期休暇を利用して行われている。本センタ―の年間予算は約180万円である。また本センターはJICAの無償資金協力により整備計画が施行され2017年11月に完成した。現在、2018年度3次隊JV1名(小学校教育)が活動中である。例年約300名の学生が入学する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セネガル国において近年初等教育の重要性高まっており、就学率は2000年代の60%から比して2010年には約90%に達した。他方で、児童の総修了率は6割程度に留まっており教育の質の改善が引き続きの課題となっている。特に低学年層の基礎学力の改善は喫緊の課題であり、セネガル教育省は読解力や計算能力の向上を目指した取り組みを強化している。
限られた資源、人的リソースのなかで創意工夫を施し、効率的、効果的な教育の実践が求められている。
本要請のボランティアは、配属先と協働しながら教員養成課程の実習生に対し、算数授業に関する技術的なアドバイスや教育実習のフォローアップを行う。また、夏休み期間中に実施される現職教員向けの研修においても、新たな視点の導入や教授法の提案が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ファティック州教員養成センターにおいて、配属先と意見交換しながら下記の活動をする。
1.教員養成課程や実習指定校を視察し、初等算数(特に低学年層)における課題・問題を把握する。
2.算数教育の質の改善に向け、具体物を使った操作活動や効率的な反復計算練習方法を提案する。
3.教育実習先の指定小学校にて学生のフォローアップを行う。
4.夏休み期間中に実施される現職教員対象の研修会に参加し、研修のサポートを行う。
5.活動成果を地域教員向けに共有する研修会を実施する。
要望があれば、音楽、図工、体育などボランティアの得意分野において支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
校舎、校庭など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長、研修講師、職員 合計38名
活動対象者:
教員養成課程学生、現職教員、本センターが管轄する小学校の教員および児童
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員養成校での活動のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
停電、断水が頻発する。