2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64219B05)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

ケベメール県視学官事務所

3)任地( ルーガ州ケベメール県ケベメール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

視学官事務所はケベメール県内の幼稚園9園、小学校236校、中学校20校を管轄し、管轄校の児童・生徒ならびに教員を管轄する教育行政機関である。視学官と呼ばれる教員の指導・監理を行う職員が学校を巡回し、学校、クラス運営、教科指導に関する指導をしている他、教員配置にかかる人事を担当している。なお、視学官はいずれも教職経験者である。同配属先へはこれまでに、小学校教育3名、コミュニティ開発JV2名、数学教育JV3名の協力隊員が派遣されており、JICAボランティアとの歴史も長い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガルは、国家政策として教育アクセスの改善に取り組んできた。その結果、2000年代初等には60%だった、初等教育就学率は2010年には90%以上に達した。しかし、国際学力調査においても理数科目における児童の学力は低い水準のままであり、最終年度の総修了率は6割程度である。その為、教育の質の改善は喫緊の課題となっている。
本派遣の協力隊員は、小学校高学年から中学校の算数・数学教育における課題を把握し、対応策について配属先と一緒に考え、実践していく。理論解説中心の授業が主流で、教材を使う機会があまりない。そのため、限られた資材のなかで子どもたちの数学的思考の補助となる教材を提案、開発することも期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

本件で派遣されるボランティアはケベメール市内および近郊村落部の小、中学校を巡回し、以下の活動を実施する。
1.市内の小中学校の児童・生徒の算数・数学の学習における課題・問題点を把握する。
2.上記の問題・課題解決に向け、具体物を使った授業など、効果的な学習方法を教員に提示する。
3.小テストや定期テストの誤答分析を行い、児童の学びの進度に配慮した授業づくりを支援する。
4.同任地、同配属先に派遣予定の小学校教員と協力し、算数の研究授業の開催支援など、教員同士が知見・経験を共有できる学びの場を創出する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先責任者(女性、50代)
配属先視学官(男性、30-50代、教員経験者)
配属先事務担当職員(男性、30代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

同任地のボランティアと同居となる場合がある。停電、断水が頻発する。