要請番号(JL64219B08)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
職業訓練・研修・手工芸省
2)配属機関名(日本語)
モンロロン職業訓練センター
3)任地( ティエス州ティバワンヌ県モンロロン市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は女性の教育を目的に1964年に設立された職業訓練センターで、数年前に学校改編が行われ、現在は男子生徒も受け入れている。3年の職業訓練で仕事に直結する技術の習得を目指している。生徒数は約70名、おおむね15歳~24歳までの若年層が学ぶ。畜産・農業、服飾、レストラン・ホテル業のコースがあり、修了時には職業適性証(CAP、中学校修了相当)の取得が可能である。年間予算は約110万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セネガル国において農業は全人口の約70%近くが従事する国の重要な産業であるが、GDPに占める農業生産の割合は約7%と低い。また、セネガル国では農村部での仕事が限られており、若年層の都市部への流出が顕著である。よって、農業人材の育成は経済発展だけでなく、地方の雇用創出につながると考えられている。
本件で派遣されるボランティアは同センターの農業・畜産コースの野菜栽培の教員として、同僚の指導教員(農業技術者)とともに圃場での実習指導を担当する。また、周辺農家での短期間の実習への同行ならびに助言をすることも期待されている。さらに、。ボランティアは周辺の農家や生徒の研修先を訪問し、コース修了後、生徒に求められる知識や技術を配属先にフィードバックし、授業の質の向上に貢献することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアはセンター長、指導教員と協力しながら、以下の活動を行う。
1. 授業への同席や地域の農場訪問を通じ、セネガルにおける農業の知識・方法を学び、現状・課題を把握する。
2. 実習指導を通じ、生徒に基礎的な野菜栽培技術(土壌準備、栽培管理など)を指導する。※玉ねぎ、茄子、トマト、バナナなどを栽培している。
3.生徒と市場や野菜販売所の市場調査を行い、市場を意識した栽培・販売方法を考え、生徒に助言する。
4. 生徒の研修先の農家や卒業生の就職先を訪れ、現場の課題を把握し、農業人材育成のために必要な知識・技術を配属先にフィードバックする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
灌漑設備(井戸)、圃場1ha
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長1名(男性:40代)
農業・畜産コースの野菜栽培分野指導教員2名(男性・女性30代※指導歴約10年)
農業・畜産コース生徒名24名(10代後半~20代前半)
生徒は家業の手伝いで農業をしているものは多いが、農業の経験がない者もいる。
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:知識や技術が必要なため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
野菜栽培などの農業やそれに類似した知識を学校で学んだことがある者、もしくは2~3年の実務経験がある者