要請番号(JL64222A32)
募集終了
4代目
・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育省
2)配属機関名(日本語)
カオラック市視学官事務所
3)任地( カオラック州カオラック県カオラック市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカオラック市内の小中学校、幼稚園の運営全般に関する監督機関であり、授業や試験の内容、実施状況を監理している。視学官11名、事務職員21名が在籍している。同地域ではJICA技術協力プロジェクト「初等教育算数能力向上プロジェクト」を実施しており、本機関はJICAとの関係も深い。本機関には、数代に渡り幼児教育や小学校教育にかかわる隊員が派遣されている。前任者は青少年活動の職種で活動していたが、今回はその後任として幼児教育の隊員を要請する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2005年には5.6%だった就学前教育の就学率は、2016年に17.5%まで上昇した。徐々にではあるが、就学前教育の重要性は認知され始めている。しかし、教員養成課程では就学前教育に関する十分な研修が行われておらず、現場では保育に関する知識や経験のない教員が就学前教育に携わっている現状がある。また、数や言葉の習得の為に詰め込み型の教授法が主流となっており、子どもたちの発達に応じた保育が行われていない。その為、子どもたちの発達段階に応じた教授法のアドバイスや多様な遊びが実現できる保育環境の改善などが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
技能、知識に応じて以下のような活動が期待されている。
なお、市内には公私含め約60の幼稚園があり、活動先は配属先と相談しながら決定する。
1.「遊びを通じた学び」を実践できる教授法を提案する。
2.身近にある材料(廃材等)を用いた教材の作成方法を提案する。
3.子どもの遊びを促すような保育環境を整備する。
4.「遊びを通じた学び」の実践モデル園を設置し、研究授業等で他園にも「遊びを通じた学び」を広げる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
市内の幼稚園、園庭、備品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先;
視学官長1名および視学官9名(35~60歳)、
事務職員21名
活動対象者; 園長、教員、園児、保護者
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(保育士)
(幼稚園教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への指導が必要なため
[参考情報]:
・保育士は幼児クラスの担当経験があること
・保育士か幼稚園教諭どちらかの資格は必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
現地語については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。