2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64222B10)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・農村施設省

2)配属機関名(日本語)

ダカール農業人材育成・再教育センター

3)任地( ダカール州ピキン県チャーロイ郡ンバオ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本配属先は1974年に設立された農業専門の職業訓練センターである。農業分野で働くことを希望する若年層を対象に9か月と2年のコースを開講している。2年のコースにおいては、修了時には職業適性証(CAP、中学校修了相当)の取得が可能である。授業は、午前中に圃場での実習を行い、午後は理論を学ぶ形式である。両コースとも修了前には農家や企業などでの実習が必須である。修了生はより専門性の高い農業学校へ進学したり、首都の農家や農業系企業に就職するなど、同センターは農業技術者の輩出に貢献している。年間予算は約160万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国において農業は全人口の約70%近くが従事する国の重要な産業であるが、GDPに占める農業生産の割合は約7%と低い。また、農村部での仕事が限られており、若年層の都市部への流出が顕著であるため、農業人材の育成は経済発展だけでなく、地方の雇用創出につながると考えられている。隊員は同僚となる指導教員(農業技術者)とともに、圃場での実習指導を通して、野菜栽培の基礎的な技術の指導・助言を生徒に対して行う。また、卒業後に、首都の農業系企業に勤める生徒が多い一方で、就職活動がスムーズにいかない生徒もいる。隊員は生徒の就職先や実習先を訪問し、卒後、即戦力として求められるスキルを把握するとともに、配属先へフィードバックを行い、授業の質の改善に貢献する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

センター長や同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1.授業への同席や地域の農場訪問を通じ、セネガルにおける農業の知識・方法を学び、現状・問題点を把握する。
2.実習指導を通して生徒に野菜栽培の技術(土壌の選定方法や肥料、コンポスト、病虫害駆除など)を指導する。
※キュウリ、トマト、ネギ、タマネギ、ジャガイモ、バナナなどを栽培している。
3..生徒と市場や野菜販売所の市場調査を行い、市場を意識した栽培・販売方法を考え、アドバイスを行う。
4.ダカール郊外の農家や農業機関を訪問し、農業の現状を把握・調査し、農業人材育成のために必要な知識・技術を配属先にフィードバックする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

水道、圃場0.5ha

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長1名(男性:50代、土壌学の専門家)
指導教員10名(うち2名が正規職員、30代~40代※指導歴約10年~20年)
生徒約50名(10代後半~20代前半、中等教育卒業以上)
※生徒は家業の手伝いで農業経験がある者が多いが、農業の経験がない者もいる。

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:初配属の任地、一人任地のため

[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:知識や技術が必要なため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:知識や技術がひつようなため
    (指導経験)2年以上 備考:座学での指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

■現地語(現地語学研修を行う):ウォロフ語■野菜栽培などの農業やそれに類似した知識を学校で学んだことがある者、もしくは2~3年の実務経験がある者