要請番号(JL64223B03)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地域社会・計画・開発省
2)配属機関名(日本語)
トゥバクタ郡事務所
3)任地( ファティック州フンジュン県トゥバクタ郡 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トゥバクタ郡は首都から南に250kmほどの大西洋沿岸に位置する、人口45,000人ほどの地域である。トゥバクタ郡を含めこの一帯はサルーム・デルタと呼ばれる面積5000 の三角州地帯で、低湿地帯にはマングローブ林が広がる。同郡にはマングローブ林で牡蠣養殖を行う女性グループをはじめ、農業、農産物加工、園芸、養蜂等を行う女性グループが約50団体存在し、郡事務所は活動資金を支給している。またこれらグループは連盟に所属し、統括されている。同任地には1990~2000年代にかけ、水産、農業、保健等の分野の隊員が十数名派遣されていたが、以降は本要請が初めての隊員派遣となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トゥバクタ郡では地元女性グループによるマングローブ林での牡蠣養殖が盛んに行われており、USAIDの支援で20年ほど前に建設された加工場にて、茹で、蒸し、燻製、酢漬け等の加工をし、販売している。また最近では加工場の隣に飲食スペースを設け、一般客に牡蠣を提供している。牡蠣の養殖技術は現地の環境に合った方法で一定レベルに達しているが、収穫後の販路開拓や加工製品のバリエーション、商品のパッケージ等には課題がある。隊員はこうした課題の改善や、牡蠣養殖のオフシーズン(7~10月)の収入向上に繋がる活動の提案が求められている。また可能な範囲で、地域に複数ある農業、農産物加工、園芸、養蜂等を行う女性グループへの活動支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は、配属先や地元女性グループと協力して以下の活動を行う。
1. 牡蠣養殖・加工を行う女性グループと協働しながら、牡蠣養殖や加工の状況を観察し、現状を把握する。
2. 保存方法やパッケージのデザイン等、加工製品の品質向上や売上向上に繋がるアイディアを提案したり、製品の販路開拓を支援する。
3. 牡蠣養殖のオフシーズン(7~10月)の収入向上に繋がる活動を検討し、提案する。
4. 可能な範囲で、地域に複数ある女性グループ(農業、農産物加工、園芸、養蜂等)を巡回し、活動支援を行う。
※3と4については本人の適性や希望により実施する活動であり、全てをカバーする必要はない。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先事務机、牡蠣養殖場(マングローブ林内)、牡蠣加工場 等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 郡事務所長(女性)、女性グループ担当者、その他職員計11名
活動対象者: 女性グループメンバー(1グループ25~60名程度)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:活動対象者が女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
[参考情報]:
・水産加工の知識、経験があるとなおよい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活使用言語であるウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。