要請番号(JL64223B06)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・社会活動省
2)配属機関名(日本語)
ソコン保健区
3)任地( ファティック州フンジュン県ソコン市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はフンジュン県(人口約22万人)内に3つある保健区の1つで、ソコン市(人口約1.5万人)内とその周辺の村落部の保健行政、域内の医療機関の運営を監督する機関である。監督対象として、併設されている保健センター(一般診療、産科、栄養改善教育センター、歯科等)及び主要村落部にある保健ポスト(一般診療、正常分娩、小児の診療等を行う)の他、住民によって結成された保健委員会が運営する保健小屋や、地域住民から選出されたルレ・マトロン・バジヌゴッホと呼ばれる地域保健員への支援もしている。※2014年から2018年まで看護師隊員が2代派遣された実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は医療機関として機能はしているが、医療施設や医療従事者に課題があるため厳しい自然・生活環境で暮らしている地域住民を取り巻く保健衛生の状態は厳しい。特に妊婦や乳幼児及び母親の栄養改善や健康管理は重要な課題となっている。しかし、医療従事者は病院内での診察や業務に追われており、予防接種の機会を除けば村落部に足を運ぶ機会は少ない。そのため、病院外の保健衛生対策や住民の健康管理に関し、地域保健員に期待される役割は大きい。それゆえ、隊員は地域に出向き、地域保健員の活動を通じて、任地の母親がより健康的な生活を継続し、任地で産まれる子どもが健康に成長できるよう後押しするための活動を行う。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
管轄下の地域で地域保健員が活動している村落の中から、大小いくつかのターゲット村落を定め地域保健員とともに同村落の妊婦や乳幼児の母親を対象にした以下の活動を行う。
1.同村落の住民、特に栄養や健康状態に問題を抱える妊婦や乳幼児がいる世帯の生活実態を調査し、対象者の保健・衛生・栄養に関する現状を把握し、課題を特定する。
2.保健衛生の観点において、同村落の妊婦及び母子の生活改善のための取り組みを企画・実行する。
3.同村落内で、それぞれの村落が抱える保健・衛生・栄養に関する課題に合わせた啓発活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:保健区長(配属先長:男性/40代/専門:産業医学,公衆衛生)、看護師、助産師、事務職員(10名~20名程度)
■活動先関係者:各保健ポスト長
■活動対象者:地域保健員等、地域の住民(妊婦・乳幼児)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:(女性) 備考:女性を対象とした活動のため
[学歴]:(大卒) 備考:大卒同僚への指導の機会があるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導が必要なため
[汎用経験]:
・衛生啓発や健康管理の知識や経験
・食生活改善や栄養に関する知識や経験
[参考情報]:
・コミュニティ内でのフィールドワーク経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・身体への侵襲行為は行わない。
・住居は、同任地の隊員と同居になる可能性もある。
・生活使用言語:ウォロフ語(現地語学訓練期間に語学研修を行う)。なお活動でもウォロフ語を使う場合がある。