要請番号(JL64225A20)



2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・社会活動省
2)配属機関名(日本語)
ダーラ保健区
3)任地( ルーガ州リンゲール県ダーラ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はリンゲール県(人口約21万人)内に2つある保健区の一つで、ダーラ市(人口約3万人)内とその周辺の村落における保健行政、域内の医療機関の運営を監督する機関である。監督対象として、併設されている保健センター(一般診療、産科、栄養改善教育センター、歯科等)及び主要村落部にある保健ポスト(一般診療、正常分娩、乳幼児健診、栄養指導等を行う)がある。その他住民によって結成された保健委員会が運営する保健小屋や、地域住民から選出された地域保健員への支援も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地の厳しい自然・生活環境で暮らす住民の保健衛生、栄養状態は厳しい状況下にあるが、医療従事者は病院内での診察や業務に追われ、予防接種の機会を除けば村落部に足を運ぶ機会は少ない。そのため病院外の保健衛生対策や住民の健康管理に関し、地域保健員に期待される役割は大きい。また住民自身が自律的に自身や子どもの健康を守り、必要時に医療機関を活用できるように促す必要もある。協力隊員は地域保健員を通じ、保健衛生や生活上の課題に取り組み、任地の住民、特に妊婦や乳幼児を持つ母親が健康に生活できる後押しを行う。なお2023年より活動中の初代隊員は助産師職種であるが母子だけに限らない支援も求められていることから看護師職種の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
管轄下の医療施設や大小複数のターゲット村落を定め、地域保健員と共に以下の活動を行う。
1.栄養や健康状態に問題を抱える住民、特に母子や産前産後健診未受診者等が年間を通して定期的に医療機関にアクセスできるような仕組み作りや、フォローを行う。
2.地域保健員の知識や能力向上に資する活動を企画・実施する。
3.妊婦や母親、地域の子供たちに対し、感染症をはじめとする疾病予防や衛生に関する啓発活動を行う。
4.併設されている保健センターにおいて5S活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
・保健区長(配属先長:40代男性/専門:公衆衛生)
・看護師、助産師、事務職員
・各保健ポスト長
・地域保健員
・地域住民
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため
[参考情報]:
・産科か小児科勤務経験があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・身体への侵襲行為は行わない。
・生活使用言のウォロフ語は、任国到着後の現地語学訓練にて学習する。ウォロフ語は活動でも使用する可能性がある。
・住居は、一時的に同任地の隊員と一時的に同居になる可能性もある。