2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL73018A02)
募集終了

国名
セルビア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1
授業風景 利用している教材類 活動先内の施設の一部

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

欧州統合省

2)配属機関名(日本語)

ヤゴディナ市特別支援学校

3)任地( ヤゴディナ ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ヤゴディナ市特別支援学校は、1928年に教育省により設立された公立校であり、3歳から20歳までの児童・生徒140名が在籍する。国内に数少ない特別支援教育を行う寄宿学校であるため、約半数の生徒が遠方市町村から入学している寄宿生である。総職員54名のうち教員39名であるが、平日の通常授業以外に夕方-夜間や週末の学習補助をする教員も含まれる。早期療育1クラス、幼稚部1クラス、小学部10クラス、中高部6クラスで授業が行われている。中高部には、自立支援を目指す職業訓練もある。2017年に日本の草の根協力により、車椅子対応車両等が整備された。教育省と青年スポーツ省からの年間予算約68万ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校設立当初は、聴覚・言語障害のある生徒が多数であったが、近年は自閉症等の発達障害や重複障害のある生徒が増加しており、一人一人の生徒の障害を踏まえた支援が行えていない現状である。校長を始め管理職の日本の自閉症児に対する特別支援方法を学びたいという要望から本要請となった。児童・生徒に日本の文化に触れさせたいという願いもある。青年海外協力隊(JV)は、同僚教員の実施する6-7年生(小学6-中学1年程度)の3クラスに参加し、自閉症児を中心に日常生活の指導や学習を支援する。生徒への日々の指導を通じて、同僚に個々の生徒への指導方法への助言や新しい取組みを紹介する。教員1名で生徒10名のクラスを担当しているという実情を踏まえた上で、現地の教員が実践可能な取り組みを紹介することが求められる。同校には、間接照明などを使った感覚統合用ルームや補助器具がある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として以下の活動を実施する。
1.同僚教員の実施するクラスに参加し、自閉症や重複障害のある児童・生徒の指導・学習を支援する。
2.同僚教員に自閉症児への日常生活の指導方法や感覚統合をいかした学習方法を紹介する。
3.児童・生徒へ日本文化を紹介する取り組みを企画・実施する。
4.運動会やスポーツ、遠足などの学校行事に参加支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教職員共有PC1台、共有プリンター1台、共有iPad1台、インターネット、感覚統合室

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(女性/特別支援教育及び言語聴覚士)
教員39名のうち協働する同僚8名
(男性2名、女性6名/30-40代6名、60代2名/特別支援教員3名、科目指導教員5名)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[参考情報]:

 ・自閉症児の指導に携わった経験2年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動及び生活言語は主に現地語(セルビア語)となり赴任後に現地にて学習する。
派遣前訓練では英語を学習する。