2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL73023A01)
募集終了

国名
セルビア
職種コード 職種
G111 フィジカルアクティビティ
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
1代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

欧州統合省

2)配属機関名(日本語)

ベオグラード障害者スポーツ協会
NGO

3)任地( ベオグラード ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同協会は、1970年に市内に住む障害者のスポーツ参加を目的に設立された。年間予算約13万ユーロは、同市青年スポーツ局からの助成金やUNなどのプロジェクト、民間寄付金から成る。様々な障害を持つ約300-400名の利用者(登録者数は1700名)が、15種以上のスポーツに親しんでいる。特別支援幼稚園・小学校、デイケアセンターにも指導員を派遣して活動を行っている。主な利用者は初心者だが、国際大会やパラリンピック参加選手もいる。外国人ボランティアの受け入れは、2019年派遣の障害児・者支援隊員が初めてであった。
主なスポーツは、水泳、車椅子バレーボール、子供向け運動、ボッチャ、卓球、エクササイズ、テコンドー等

【要請概要】

1)要請理由・背景

市内15カ所の公共施設にて、様々なプログラムが1日約5-10クラス運営される。各プログラムは約1時間、平均5-10名の参加者に対し1-3名の指導員がつく。利用者は3-70代と幅広く、約半数がダウン症、自閉症や知的障害があり、約2割が聴覚・視覚障害、約3割が脳性麻痺等の身体障害がある。国内外の競技会やマラソン大会等のスポーツ行事にも参加・開催をしている。隊員は同僚指導員と協力し、スポーツトレーナーとして、水泳や子ども向け運動プログラムの指導を行う。利用者の技術向上や、他の指導員に対し魅力的な練習プログラムを紹介する。また、年に数回行われるスポーツキャンプやイベントの準備・参加・広報の補助も求められている。今回職種変更をした理由は、障害者理解も必要であるが、スポーツ指導がメインの活動となり指導員はみなスポーツ指導資格保持者であるため。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.子ども向け水泳の運動訓練の利用者を対象に、同僚指導員と共に週5回、1日2-3か所での活動を始動する。
2.同僚指導員に対し、利用者が楽しんで運動できる新しい練習プログラムやアイデアを紹介する。
3.練習計画作成や競技会、スポーツ行事の準備や広報等運営支援を行う。
4.指導可能な競技があれば、水泳や子ども向け運動以外のスポーツも指導する。
※水泳は、市内5カ所にて6プログラム実施されている。隊員は、2か所で週6回のプログラムを同僚と共に指導する。
また、活動は市内数カ所の施設で行われるため、バス等の公共交通機関を利用して1日数カ所の公共施設を移動する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

屋内(外:夏)プール、バスケットボールコート、テニスコート、トレーニングマシン(日本の草の根協力により寄贈されたものを含む)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:・会長(男性.40代)元パラリンピック金メダリスト
・事務員4名(男女.20-30代)
・指導員11名(20-60代の男女隊員教員またはスポーツ 指導資格保持者)
活動対象者:・特別支援幼稚園児(20名)、デイケアセンター利用者(100名)、施設利用者(300-400名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(初級障がい者スポーツ指導員)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)体育 備考:同僚とのバランス上必要

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:配属先の希望

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・水泳に関しては特に知識や指導経験があることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動の一部及び日常の生活では現地語(セルビア語)を使用し、赴任後に現地にて学習する。