要請番号(JL73023B03)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
欧州統合省
2)配属機関名(日本語)
ヤゴディナ市特別支援学校
3)任地( ポモラヴェリェ郡 ヤゴディナ ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ヤゴディナ市特別支援学校は、1928年に教育省により設立された公立校であり、3歳から20歳までの児童・生徒約150名が在籍する。国内に数少ない特別支援教育を行う寄宿舎であるため、約半数の生徒が遠方市町村から入学している寄宿生である。総職員64名のうち教員36名であるが、平日の通常授業以外に夕方―夜間や週末の学習補助をする教員も含まれる。早期療育1クラス、幼稚部1クラス、小学部10クラス、中高部6クラスで授業が行われている。中高部には、自立支援を目指す職業訓練もある。2017年に日本の草の根協力により、車椅子対応車両等が整備された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校設立当初は、聴覚・言語障害のある生徒が多数であったが、近年は自閉症等の発達障害や重複障害のある生徒が増加しており、一人ひとりの生徒の障害を踏まえた支援が行えていない現状である。校長を始め日本の自閉症児に対する特別支援方法を学びたいという要望から本要請となった。隊員は、同僚教員の実施する6-7年生(日本の教育制度では小学6-中学1年程度)の3クラスに参加し、自閉症児を中心に日常生活の指導や学習を支援する。生徒への日々の指導を通じて、同僚に個々の生徒への指導方法への助言や新しい取り組みを紹介する。現地の状況を踏まえて、配属先教員が実践可能な取り組みを紹介することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の一員として同僚教師と共に、以下の活動を行う
1.同僚教員のクラスにアシスタントとして参加し、自閉症や重複障害のある児童・生徒の指導・学習を支援する。
2.同僚教員に自閉症児への日常生活の指導方法や感覚統合を活かした学習方法を紹介する。
3.児童・生徒へ日本文化を紹介する講座を企画・実施する。
4.運動会やスポーツ、遠足などの学校行事に参加・支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教職員共有PC、共有プリンター、インターネット、感覚統合室
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
校長(50代、女性/特別支援教育及び言語聴覚士)
協働する同僚9名
(男性1名、女性8名/30-40代9名/特別支援教員)
・活動対象者:
学校の児童・生徒、教員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・自閉症児の指導に携わった経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(-5-35℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動の一部及び日常の生活では現地語(セルビア語)を使用し、赴任後に現地にて学習します。