要請番号(JL73024B03)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
欧州統合省
2)配属機関名(日本語)
柔道クラブ イッポン
3)任地( ピロット郡ピロット ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
柔道クラブイッポンは2021年に設立され、当時は17名のメンバーであったが、現在は110名、2024年内に200名超えを目指している。柔道クラブでは、3つの年齢別グループに分かれて練習を行っている。4-7歳(35名)、8-10歳(60名)、11-16歳(15名)程度の子供から若者が柔道を学んでいる。練習は、各年齢別グループをさらに6つのグループに分け平日夕方45分づつを3コマ、週末は大会などの遠征、休暇期間にはキャンプ等も実施している。練習会場は、市が提供する施設を柔道場として使用しており、市から多くの支援を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
柔道はセルビアで非常に人気のあるスポーツで、柔道クラブイッポンは設立してまだ3年程度の新しいクラブである。現在は子供がメインであるが、今後クラブの能力を向上させ、柔道のレベルや技術をより良くしたいと考えている。柔道のルーツである日本からボランティアに来てもらうことで、嘉納治五郎師範の精神に基づく価値観(道徳観)を促進し、セルビア人コーチでは伝えきれない講道館柔道の精神を伝えてほしいと考えている。また、柔道の基礎技術の向上、日本での経験に基づく指導技術の向上も期待されている。また、ボランティアの可能な範囲で、子供たち向けの日本文化紹介も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員はセルビア人柔道指導者と共に、平日は1コマ45分間半のクラスを夕方からを3コマを指導する。また、週末開催される大会などにも帯同する。
1.同僚コーチと共に、クラブに通う生徒への指導をおこなう。
2.柔道の根底にある精神的な考え方、文化を伝える。
3.大会や他国のチームとの合同練習に帯同・指導する。
4.分析や選手育成プランを提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場(210×480㎡) 2024年末から新道場へ移転予定
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパートコーチ2名(30代:男性)1段
生徒は4歳から16歳 110名程度 初心者から中級レベル
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(柔道二段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:同僚のレベルを考慮
(指導経験)2年以上 備考:配属先の希望
[参考情報]:
・
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動の一部及び日常の生活では主に現地語(セルビア語)を使用し、赴任後に現地にて学習する。