要請番号(JL74518A05)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
カラコル第3番学校
3)任地( イシククリ州カラコル市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都から400キロ離れたイシククリ湖東側にある、カラコル市中心部の公立学校で、1-11年生が在籍する小・中・高一貫校である。カラコル市内には12の公立学校があるが、本配属先は生徒数1900名、教員数約100名の大規模校であり、キルギス語とロシア語のクラスに分けられている。これまでに2名の中国人ボランティアの受け入れ経験がある。大学への進学を目指すギムナジウムと呼ばれる進学校であり、言語教育と理数科科目に力を入れている。母語のキルギス語、公用語のロシア語の他、英語、ドイツ語、中国語を学ぶことができ、2015-2017年までユニセフの外国語教育支援プログラムに参加した。年間予算約31万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は理数科科目の生徒の学力向上を目指している。これまでJICAボランティアの受け入れ経験はないが、カラコル市内で活動してきた他職種の青年海外協力隊(JV)の活動ぶりが評判のため、本要請につながった。今後可能であれば3代に渡る数学のJVの受け入れが要望されており、数学教員に対し、生徒主体の数学授業の指導法や教材の工夫・改善が必要とされている。現在、数学の授業は、教員が読み上げた文章問題を生徒が解いたり、プリントで練習問題を解く方法のみに留まっている。ボランティアには授業が難しくなる5年生以上を対象に、生徒の興味を引き出すような指導法の提案、指導マニュアル作成が期待されている。同僚の教員は経験年数5年から30年のベテランまで12名いるが、キルギス語クラスが8名、ロシア語クラスの教員が4名である。ボランティアはキルギス語クラスのサポートを行う。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先で、以下の活動を行う。
1.生徒主体の算数の授業(5年生)について、指導・助言する。
2.同僚教員に対し、日本の中学レベルの数学の授業について紹介する。
3.5年生から8年生の生徒に対し、同僚教員と共にオリンピアーダ(学力コンクール)出場に向けた指導をサポートする。
4.5年生から8年生の学習内容について、教員用の指導マニュアルを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、電子黒板
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(女性、50代)
教頭(1名、女性、50代)
数学教員(12名、20-50代)
対象学年 5-8年生(キルギス語クラスの生徒数236名)
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:(女性) 備考:配属先の希望による
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒の為配属先が希望
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
キルギスの公立学校は、1-4年生(6・7-9・10歳)が小学生、5-9年生(10・11-14・15歳)が中学生、10-11年生(15・16-16・17歳)が高校生に該当する。