要請番号(JL74518A06)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
エシェンクロフ学校
3)任地( イシククリ州トルアイグル村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都から車で3時間のイシククリ湖北岸に位置する人口3,000人の村の公立学校である。1987年に設立され1-11年生が在籍する小・中・高一貫校で、生徒数464名、教員数40名の小規模校であり、道徳教育を通じた健全な青少年の育成を目指している。昨年は、イシククリ州のオリンピアーダ(学力コンクール)で、生徒が地理で1位と2位、全国大会で3位と6位に入賞した。昨今の国際化に向け英語教育にも力を入れており、イシククリ県の同大会では英語で3位に入賞した生徒が2名いる。2006年から2016年にかけて3名の米国ピースコーが活動した。年間予算約1万1千米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICAボランティアの受け入れ経験はないが、平成27年度1次隊の青年海外協力隊(JV)が環境教育の出前授業を行ったことがきっかけで本要請につながった。英語の授業は3年生から11年生を対象に、2名の教員により行われている。1名は経験年数30年の教員で、もう1名は2年目の教員である。前者が5-11年生を対象に、後者が3-4年生と7年生を受け持っている。教科書は2016年に米国大使館から支援を受けたOxford出版のものが使用されている。3代に渡って派遣されてきた米国ピースコーは主にスピーキング練習を中心とした授業を行ってきたが、文法の教え方については第二外国語として英語を学ぶJICAボランティアに提案、指導してほしいとの要望がある。ボランティアが主に一緒に活動するのは、指導経験の浅い教員と、そのクラスの生徒達であり、生徒達の学力向上と、国際化に向けた異文化理解促進が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先で、以下の活動を行う。
1.同僚の英語教員に対し、分かりやすい文法の教え方を提案する。
2.文法、リーディングの授業で、身近に手に入る教材を用いて、子供たちが楽しく学習できる指導法を提案する。
3.主に3年生、4年生の授業を対象に、同僚教員とティームティーチングでコミュニカティブ・タスクを取り入れた授業を行う。
4.放課後に英語クラブを立ち上げ、同僚教員と共に生徒たちの会話練習を行う。
5.可能であれば、日本語クラブを立ち上げ、日本語と自分の得意な日本文化を教える。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、電子黒板
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(男性、50代)
教頭(2名、女性、40代)
英語教師(2名、女性、20代と50代)
教員 464名
対象生徒は主に3年生(約50名)、4年生(約60名)
(各学年2クラス、1クラス当たりの生徒数は25-30名)
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
キルギス語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚教員と共に授業を行うため
[参考情報]:
・青少年に対する英語授業経験(塾等含む)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
キルギスの公立学校は、1-4年生(6・7-9・10歳)が小学生、5-9年生(10・11-14・15歳)が中学生、10-11年生(15・16-16・17歳)が高校生に該当する。JVはホームステイを行う。