2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74518A08)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1
学校長が配属先学校前にて 算数の授業風景 学校周辺村の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

タバルディエフ学校

3)任地( ナリン州ナリン県ジェルゲタル村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はナリン市内から35キロ北の人口3,000人の農村部に位置する小・中・高一貫の公立学校である。1990年に設立され、生徒数711名、教員数56名で、教員の8割は35歳以下で、教員経験5年未満である。全ての生徒に質の高い教育を行うことを目標としており、2016年にはナリン州134校の中で最優秀校に選ばれた。2017年には州内で最優秀教育改革校に選ばれ、教育・科学省のパイロット校として、英語、物理、化学の全授業を英語で行う英語イマージョン教育を実施している。国際連合世界食糧計画(WFP)、ユニセフ、米国大使館の支援を受けており、2013年から2017年まで2名の米国ピースコーが活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

JICAキルギス共和国事務所がナリン県23校の学校長に対し、JICAボランティアについての説明会を実施した際、本配属先校長から算数の分野を強化したいとの強い要望が上がった。キルギスでは、1-4年生が日本の小学生、5-9年生が中学生、10-11年生が高校生に該当する。子供たちに論理的な思考を身に着けさせるために算数教育は重要だと考えられており、全ての生徒が楽しく理解できるよう生徒同士がクイズ形式で問題を出し合ったり、体を動かしながら公式を覚えたり、各教員が授業を工夫している。1-4年生は担任が全授業を担当しており、10名の初等教育担当教員が在籍している。ボランティアには日本の小学校1-4年生の算数の授業法の紹介と、暗算の効果的な指導方法についての提案が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先で、以下の活動を行う。
1.1年生から4年生を対象に、各クラス担任の算数の授業をサポートする。
2.初等教育担当教員に対し、日本の小学校の算数の指導法を紹介する。
3.放課後に暗算クラブを立ち上げ、生徒たちの指導をサポートする。
4.余力があれば、日本語クラブを立ち上げ、日本語と自分の得意な日本文化を教える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(男性、50代)
教頭(男性、40代)
教務課主任(女性、40代)
教員数 56名(20代から50代)
対称生徒 1年生から4年生 263名

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・中学校又は高等学校教諭(理科)も可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

村落部での生活となるため、キルギス人宅にホームステイをすることになる。