要請番号(JL74518A11)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
ボコンバエフ第2番学校
3)任地( イシククリ州バルクチ市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バルクチ市内にある公立の小・中・高一貫校である。バルクチ市教育局が管轄する10校の公立学校の一つで、外国語とIT技術分野の教育に重点が置かれている。生徒数420名、教員数25名、母語のキルギス語で授業が行われている。市のオリンピアーダ(学力コンクール)で、2016年と2017年に10年生の生徒が英語で1位、イシククリ州で2位の成績を収めている。学校には英語クラブがあり、将来英語圏への留学を目指す生徒が多い。他国のボランティアの受け入れ経験はない。年間予算約7万9千米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バルクチ市教育局は国際化に向け、管轄する10の公立学校で英語教育の強化に取り組んでいる。特に、配属先は通常の授業の他に、英語クラブに所属したり、私塾に通う生徒も多く将来の進学や留学に向けて熱心に学ぶ生徒が多い。現在、3年生から11年生まで2名の英語教員が各学年の英語の授業を担当している。3年生と4年生は週2時間、5年生以上は週5時間英語の授業がある。英語教員がキルギス国内で活動する他職種のJICAボランティアの評判を聞き、本要請につながった。ボランティアには生徒たちに楽しく会話練習の機会を与えること、リスニング力の向上、日本人ボランティアと触れ合うことで他国の文化や習慣を学びそれらを英語で紹介するようになることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
主に、3年生から5年生のクラスを対象に以下の活動を行う。
1.分かりやすい文法の教え方と、学んだ文法を会話練習に取り入れる方法を同僚の英語教員に提案する。
2.同僚英語教員の授業のサポートを行う。特に3、4年生のクラスでは歌やゲームを取り入れた指導法を提案する。
3.英語の授業の中で、日本文化を紹介し、自国や他国の文化について英語で発表するためのサポートを行う。
4.英語クラブのサポートを行い、生徒たちが楽しく会話練習できる機会を増やす。
5.オリンピアーダ(学力コンクール)に向けた生徒たちの指導のサポートを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長(女性、40代)
教頭(女性、50代)
英語教師(女性2名、20代1名、50代1名)
教員数 25名
対称生徒 約400名
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
キルギス語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:教員間の性別バランス是正の為
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚教員への指導を含むため
[参考情報]:
・青少年に対する英語授業経験(塾等含む)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
キルギスの公立学校は、1-4年生(6・7-9・10歳)が小学生、5-9年生(10・11-14・15歳)が中学生、10-11年生(15・16-16・17歳)が高校生に該当する。