要請番号(JL74518A16)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立医学アカデミー付属訓練校
3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立医学アカデミーは1939年に設立された医科大学であるが、1999年には職業訓練校を設置して、視覚障害者を対象としたマッサージ師養成のための医療マッサージ・コースを開始した。同コースの修学期間は1年10カ月間で、毎年10名程度の学生を受け入れているが、生徒は弱視者が多く、全盲も僅かにいる。大学内には学生寮があり、学生はそこに寄宿している。卒業生の7、8割は公立や私立病院、クリニックのリハビリテーション部門で就業している。2005年から2年間、JICAボランティアが派遣され、マッサージ・コースのカリキュラムの作成と実習を中心に学生への支援を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
医療マッサージ・コースは講義220時間と実技400時間で構成されており、現在の授業は1名のマッサージ師により実施されている。配属先では約10年前に協力隊員が活動して、あん摩・指圧を指導したが、その後隊員の派遣が中断したために、当時の技術は継続されなかった。しかし、配属先では長らく視覚障害者に対するあん摩・指圧の技術の普及を強く望んでおり、生徒への講義・実習指導に加えて、指導者の育成にも尽力することを期待している。また、あん摩・指圧に関してはカリキュラムや教材が何も残っていないため、コースの基礎作りから始めることが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚スタッフと協力して、以下の活動を行う。
1.学生に対する、あん摩・指圧の実技および講義での指導
2.コース実施のためのカリキュラム、教材の作成
3.指導者を育成するための技術支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習室、講義室、職員室、ベッド、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
スタッフ:4名、全員女性(主任、副主任、指導員、マッサージ師)、30-50歳代
マッサージ師:40歳代、経験5年
指導員は生活支援を担当
学生:19-42歳、男女とも
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
キルギス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導者育成が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)