2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74518A18)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G211 生態調査
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1
同僚内の協議の様子です。 過去イベントのフィードバック中の様子です。 生態調査に使用する機械です。

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境保護・林野庁

2)配属機関名(日本語)

イシククリ生態系総局

3)任地( イシククリ州バルクチ市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2001年にドイツの支援によって設立された生物・環境保護を目的とした政府機関で、キルギス北東部のイシククリ州にある。同州には琵琶湖の9倍の面積と、世界で2番目の透明度を持つイシククリ湖があり、夏場の観光客の保養地としても有名である。配属先はイシククリ湖とその周辺地域において鳥類や野生動物の観察・調査と保護活動、湖の環境保全のための水質検査や廃棄物の監視、稚魚の放流、一般市民や学校生徒を対象とした環境教育の普及や湖畔の美化運動などを行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は業務内容によって2部門で構成されている。1.Investigation and Protection 動植物の密猟や盗掘を監視・防止する2.Scientific and Ecological Monitoring、Ecological Education鳥類や野生動物、自然環境を調査・研究して、生態系保全のための啓発・教育活動を行う。この中でJICAボランティアには特に2.において、野生生物の実態把握(例、鳥類の生息数のカウント方法)や希少動物の保護のためのアドバイス、生態調査の実施、市民学生に対する環境保護の理解・推進のための広報啓発活動などへの協力が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚スタッフと共に、以下の活動を行う。
1.生息数調査など鳥類や野生動物の実態調査に関するアドバイスを行う。
2.同僚スタッフに同行して生態調査に参加する。
3.地域の学校での環境教育や市民参加のイベントを企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デジタルカメラ(3)、ビデオカメラ(2)、望遠鏡(4)、トランシーバー(4)、車搭載GPS(2)、テント(2)、マットレス(20)など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の職員総数 53名
うち、調査・研究部門 9名、教育部門 6名
経験1-7年
年齢21-65歳

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:野外スタッフの多くが男性のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:調査活動の知識を必要とするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地の冬場の気温はマイナス10度以下にもなるが、風雪や降雨など、厳しい天候でも野外調査に出かけられる体力と気力が不可欠である。