2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74518A24)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1
国立母子総合福祉センターの外観です。 リハビリの様子です。 リハビリを楽しんでいる子供たちです。

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立母子総合福祉センター

3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はキルギス国内の小児科医療の中核となる医療センターとして1995年に設立された。28の診療科目があり、全国各地から小児患者が入院・通院を行っており、年間1万2千人が利用している。0歳から16歳までを対象に注射、投薬、物理療法、マッサージなどの治療を行っている。1996年には日本の無償資金協力で車両、レントゲン機器等が供与された。また、これまで配属先には作業療法士4名と理学療法士3名が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

キルギスではリハビリテーションのための作業療法が認識されておらず、作業療法士の養成学校や公的資格はない。そのためこれまで障害児の治療は投薬や物理療法のみによっており、障害別や発達の段階に応じた個別の対応も行われてこなかった。しかし、作業療法士隊員が4代に亘って、手作りの訓練用具や段ボール椅子など独自の用具を使って効果的な作業療法を実施してきたことで、徐々に医療関係者がその重要性を理解しつつある。また、配属先では各障害児に対して10日間のリハビリと1か月間の家庭待機の繰り返しという施術方法を取っているため、家庭での保護者による療育が重要であるが、現在の現地スタッフの知識では十分な家庭療育の指導はできていない。そのためJICAボランティアに対しては障害児に対するリハビリテーションのみならず、保護者に対する教育・療育アドバイス、医療関係者に対する作業療法の理論・技術の普及が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚スタッフと協力して、以下の業務を行う。
1.同僚スタッフの教育も兼ねて、入院・通院の障害児に対してリハビリテーションを行う。
2.障害児の保護者に対してリハビリテーションの方法を紹介し、家庭療育について指導する。
3.医療関係者に対してリハビリテーションの理論と実技に関するセミナーを開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パズルマット、バランスボール、玩具、段ボール椅子、歩行補助具など

4)配属先同僚及び活動対象者

小児科医7名、看護師約20名、マッサージ師3名、運動トレーナー2名
研修医(2年間)約15名
年齢:20-50代

5)活動使用言語

ロシア語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:スタッフへの指導が必要となるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】