要請番号(JL74518A25)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育科学省
2)配属機関名(日本語)
第27番 職業訓練学校
3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1975年のソ連時代に設立された職業訓練学校で、無料と有料の2つのコースがある。無料コースは16歳から300名が3年間、有料コースでは18歳からの100名の学生が1年間職業訓練を学ぶ。無料コースでは、高校の一般科目の授業と自動車整備について、そして有料コースでは自動車整備を専門的に学ぶ。また、同校には視覚障害者のための職業訓練コースも開設されており、32名の学生が美容師、コックを目指して訓練を受けている。同校は、これまでカナダ、EU、ドイツなどからの支援を受けて来た。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、従来ドイツ車を中心としたヨーロッパの中古車が流通していたが、近年、日本の中古車・新車(ハイブリットカーを含む)も出回り始めている。自動車整備業界ではヨーロッパ車に関する修理技術は有しているものの、現在日本製の車が増加していることから、幅広く整備経験のある人材が求められている。配属先では、日本車に対するサービスを向上させ、コンピュータを使った故障診断コースの授業も充実させたいと考えている。そのため、初代JVに引き続き講師の知識・技術の向上、コース内容の充実、学生への指導など、幅広い人材の育成のために要請があった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚講師と共に以下の活動を行う。
1.コンピュータ故障診断コースで、電子制御燃料噴射装置や電気系統のメンテナンス知識を教える。
2.日々の授業の中で、実技におけるアドバイスを行う。
3.新設のコンピュータを使った故障診断コース運営のため、必要な情報を学校・同僚にアドバイスする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リフト、ジャッキ、リジットラック、エンジン吊り上げハンガー、エンジン台、タイヤチェンジャー/バランサー、エアーコンプレッサ、インジェクタテスター、故障診断用コンピュータ等の他、一般用の工具セットあり。
4)配属先同僚及び活動対象者
講師総数 18名 (20-74歳、1-30年の経験)
自動車整備課 講師2名 (30代、経験11年/50代、経験30年)
学生 100名
5)活動使用言語
ロシア語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:専門知識が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
実習用車両は古いBMWが1台しかなく、その都度教員が修理の必要な車両を調達してきて実習を行っている。