【配属機関概要】

3）任地（ イシククリ州バルクチ市 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、高等職業訓練校として1986年に設立され、自動車整備、服飾、観光、英語、ICT等10のコースがある。学校は近隣の職業訓練に対する技術普及の中心的役割も担い、インクルーシブ教育にも取り組んでいる。新学期は9月に始まり、中卒者以上を対象とした長期(2～3年)コースと社会人を対象とした有料の短期(3か月)コースがある。卒業までに地元企業等におけるインターンシップも行われている。教職員数は約50名、生徒数は約430名、年間予算は約10万USD。ヨーロッパの団体やADBからの支援を受けており、韓国からのボランティアの受け入れも計画されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ICTコースは市場ニーズの高まりに応じて2019年に新設され、最初の生徒が2022年7月に卒業する。コース開設から間もないことから、最新技術の取り込みと教授内容の充実のため隊員派遣要請があった。隊員には、特にアプリケーション開発に関する業務経験の共有が期待されており、生徒に対する授業の実施や同僚教師との知見の共有、また異文化交流に関しても可能な範囲で取り組むことになる。授業で教えることが期待されるのはプログラミング言語(Python、Java Script、Java)とこれらを使った開発技術。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

隊員は、これまでの業務経験等を活かし同僚と共に以下のとおり活動に取り組む。
1.教材やカリキュラムの確認、授業見学等を通じて授業内容を把握する。
2.対応可能なものから授業支援(講義補助、生徒の個別サポート等)を行う。
3.生徒(同僚教師も)に対してプログラミング言語を用いた開発技術に関し、自身の業務経験を活かし授業(プレゼン)を行う。
4.授業の質の向上のため、教材やカリキュラムの改善等提案と実践に取り組む。
5.日本紹介等異文化交流の機会創出に取り組む。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電子黒板、パソコン(windows 10)、プリンタ複合機等

4）配属先同僚及び活動対象者

・ICTコースの同僚:
4名(20～40代、女性3名、経験2～18年)

・ICTコースの学生:
16歳～22歳前後の学生約60名
※短期コースは1回14人前後

【資格条件等】

[参考情報]：

　・実務経験は、開発系のエンジニア経験

【地域概況】

【特記事項】