2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74522B08)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
職場の入り口 オフィスにおける外来相談業務の例

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

チュイ州ファミリーメディカルセンター

3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先病院は、2001年に設立された首都近郊の住民にとっての一次医療センターである。医師78名、看護師250名、訪問患者数は約12万人(2020年)である。隊員は、センターの一部署である健康促進室に配置される。健康促進室は、内外の様々な関係団体やボランティアと地域住民の病気予防と健康促進関連業務を実施しており、チュイ州内の他の医療機関にある健康促進室の統括的役割を担っている。配属先は、2022年3月に開始された技術協力プロジェクト『非感染性疾患の早期発見・早期治療のためのパイロットリファラル体制強化プロジェクト』のパートナー機関の一つでもある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

キルギスは、独立以降の政治不安や経済不況もあり様々な改革が行われたが現時点でも保健医療サービスの質・量が充実しているとはいえず、非感染性疾患(NCDs)による死亡率は約8割、機材や医療人材の不足から病気予防と健康促進は医療サービスの改善とあわせ喫緊の課題となっている。健康への関心が高まりつつある一方で、具体的な行動が伴わない状況にあり、最前線でその活動を支えるため隊員派遣要請があった。対象とする具体的活動内容は、NCDs予防だけでなく生活習慣改善等多岐に渡り、イベント実施や教育現場での普及、地域の巡回や村の健康委員会等多様な関係者との協働が求められている。同じ配属先から保健師隊員の派遣要請もあり、本案件では特に栄養指導面からの活動支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は、これまでの業務経験を活かし、同僚及び関連団体やボランティアと共に以下の活動に取り組む。
1.配属先の実施する栄養改善ワークショップやイベントでの出展等様々な活動に一職員として参加しつつ、現場の活動実施状況を把握する。
2.参考になりそうな日本国内の事例を紹介する。
3.より効果的な栄養改善等活動実施に関し、必要な情報収集と分析、活動計画の組み立て等提案と実践に可能な限り取り組む。
4.他の地域に派遣された健康促進室派遣隊員との連携及び、必要に応じ技術協力プロジェクトとも緩やかに連携する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンタ、事務机、イス等

4)配属先同僚及び活動対象者

・健康促進室
室長:40代女性、経験10年
同僚:2名、60代女性、経験1~4年
・外部関係者:
地域健康委員会やボランティア、住民等

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

ロシア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(女性) 備考:配属先からの要望

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務に必要

[参考情報]:

 ・地域住民を対象とした業務経験があると尚良

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・赴任後の現地語学訓練で、活動言語のキルギス語に加え、ロシア語の基礎会話を学びます。