要請番号(JL74522B13)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化・情報・スポーツ・青年政策省
2)配属機関名(日本語)
ビシュケク第3番児童芸術学校
3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都にある1965年に創立された子供向けの公立音楽学校。27名の専属講師が在籍し、ピアノを始め、バイオリン、チェロ、フルートといった弦楽器・木管楽器のほか、コムズとよばれるキルギスを代表する民族楽器のコースが設置されている。楽器の演奏技術の向上、音楽リテラシーの育成、世界の音楽文化を通じた情操教育を目的に基礎的なレッスンが行われている。また、音楽専門教育機関への入学を目指す生徒を対象に、より高度な個人レッスンを提供している。同市内には音楽・美術の公立児童学校が10校あり、本校はその1つにあたる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
人口の約4割が20歳以下とされる当国では、就学児童の数に対し教育施設や教師の数が足りておらず、ほとんどの学校が2部制を取っている。また、教育カリキュラムには音楽・体育といった授業が組み込まれているものの、国語・算数といった主要科目に比較し、その必要性はあまり重視されていない。そのため、楽器の演奏や実践的な音楽教育を望む生徒たちの多くは、授業のない時間帯を活用し、配属機関のような音楽学校に通いレッスンを受けている。コロナ禍以降、国際コンクールに参加する機会が減り、海外の音楽家と交流する機会も限られることから、ボランティアには活動を通じ周囲の関係者に新たなインスピレーションを与え、配属先全体の音楽教育水準の向上に寄与することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の状況を把握した後、自身が貢献できる分野での活動を行う。
1. 同僚のピアノ講師とともに、1年生から7年生の生徒を対象に、個々の技術レベルに合わせた演奏指導を行う。
2. 配属先が開催するコンサートや発表会等に向けた演奏技術の指導を行う。
3. 同僚の音楽教育及び指導力向上を目的としたセミナーやワークショップの企画・運営・実施を行う。
4. 関心をもつ講師や生徒に対し、日本的な音楽や歌の紹介を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
レッスン室、レッスン用アップライトピアノ、グランドピアノ、コンサート小ホール
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
専属講師27名、うちピアノ講師8名(20代~60代、経験年数2年~35年)
活動対象者:
生徒320名、うちピアノを専攻する1年生から7年生65名
5)活動使用言語
ロシア語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(音楽))
[性別]:(女性) 備考:配属先の希望による
[学歴]:(大卒)音楽 備考:配属先の希望による
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:同僚講師を支援し授業を行うため
[汎用経験]:
・ピアノの指導経験
[参考情報]:
・子供への音楽指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)