要請番号(JL74522B26)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育科学省
2)配属機関名(日本語)
ビシュケク音楽教育カレッジ
3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1966年に設立され音楽、幼児教育、体育、英語、小学校教育等五つの専門の教師育成コースを持つ高等職業訓練校である。9月はじまりの2学期制で、教職員数は158名、生徒数約1300名で15歳から22歳までの学生が入学時の学歴に応じて2~3年間通っている。隊員が活動することになる小学校教育コースを卒業した学生は、国内の7歳から10歳までを対象とした初等教育機関(小学校)の教師になることが期待されている。カレッジは、これとは別に現役教師を対象としたブラッシュアップコースも提供している。年間予算は22万USD。KOICAから、音楽コースへのボランティア受け入れを予定している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、優秀な教師人材の育成には常に授業内容の改善が必要と考えている。算数、理科、体育等各科目の指導内容に対する理解と指導力の向上だけでなく、課外活動等を通じた情操教育による児童の豊かな心身の育成に関するノウハウを海外の事例からも学びたいとJICA海外協力隊の派遣要請があった。隊員には、同僚教師に対し特に算数の指導方法に関し、児童が主体となって学ぶアクティブラーニング等の知見共有やカレッジの学生への授業の実施が期待されており、可能な範囲で情操教育に関し日本の事例紹介やキルギスにあった取り組みの提案と試行が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は、これまでの教員経験を活かし同僚と共に以下の活動に取り組む。
1.教材やカリキュラムの確認、授業見学等を通じてカレッジの授業内容を把握する。
2.生徒が行う現地の初等教育機関における教育実習の現場見学等を通じて、キルギスの教育状況を把握する。
3.算数の指導力向上に関し、授業内容や教材、シラバスの改善等提案と実践に取り組む。
4.情操教育など子供の豊かな心身の育成に関し、日本の事例を紹介し、またキルギスにあった取り組み方を提案し試行してみる。
5.日本の文化紹介等異文化交流の機会創出に取り組む。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、イス、PC、プリンタ、プロジェクタ等
4)配属先同僚及び活動対象者
・小学校教育コースの同僚:
49名、20~70代
・小学校教育コースの生徒:
約600名(イクラスの人数22~26名)
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:配属先の要望
[学歴]:(大卒)教育学 備考:業務に必要
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:業務に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・赴任後の現地語学訓練で、活動言語のキルギス語に加え、ロシア語の基礎会話を学びます。
・キルギスの初等教育(小学校)は4年間で、7~10歳が対象。