【配属機関概要】

3）任地（ イシククリ州カラコル市 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 6.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は首都から東に約400キロ、キルギス最大の湖イシククリ湖東岸の地方都市にある、1966年に設立された1年生から11年生が通う小中高一貫校。全校生徒数は約2,800名、教員数約110名と、同市を代表する大規模進学校である。時間帯によって通学する生徒を分ける2部制をとっており、生徒たちは国語であるキルギス語または公用語であるロシア語いずれかの希望する言語のクラスで入学から卒業まで学ぶ。コロナ禍以前には青少年活動隊員(英語教育)1名が派遣されていたほか、米国ピースコーや中国、ドイツからのボランティア受け入れ実績を有する。なお、同校からは青少年活動(英語教育)隊員の後任派遣要請も上がっている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

人口の約4割が20歳以下とされる当国では、就学児童の数に対し教育施設や教師の数が足りておらず、多くの学校が二部制を取っている。また、教育カリキュラムに体育・音楽といった授業は組み込まれているものの、国語・算数といった主要科目に比較し、その必要性があまり重視されていないこともあり、授業数は非常に限られている。隊員には、活動を通じて運動の機会の少ない生徒たちにスポーツの魅力と楽しさを伝え、心身の健全な育成に貢献することが期待されている。また、可能な範囲で体育系クラブ活動の指導や支援にあたり、選手の能力向上やクラブ活動の活性化に取り組む。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の状況を把握した後、自身が貢献できる活動を提案する。
1. 同僚教師とともに、主に1年生から7年生の生徒を対象に体育の授業を行う。
2. 生徒が楽しみながら体力づくりに取り組める指導法を提案する。
3. 同僚教師に日本の体育の指導要領や手法を紹介し、互いの知見・経験の共有を図る。
4. 自身の特技や経験を生かし、生徒のクラブ活動を支援する。
5. スポーツ大会や陸上競技会等、学校や地域の行事への参加及び運営支援を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

校庭、体育館、各種ボール、運動器具

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
教員107名、うち体育教師6名(20代～50代、経験年数1年～30年)

活動対象者:
全校生徒2,800名、うち1年生から7年生1,900名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】