要請番号(JL74523B12)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育科学省
2)配属機関名(日本語)
カラコル第11番学校
3)任地( イシククリ州カラコル市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都から東に約400キロ、キルギス最大の湖イシククリ湖東岸の地方都市にある、1966年に設立された1年生から11年生が通う小中高一貫校。全校生徒数は約2,800名、教員数約110名と、同市を代表する大規模進学校である。時間帯によって通学する生徒を分ける2部制をとっており、生徒たちは国語であるキルギス語または公用語であるロシア語いずれかの希望する言語のクラスで入学から卒業まで学ぶ。コロナ禍以前には青少年活動隊員(英語教育)1名が派遣されていたほか、米国ピースコーや中国、ドイツからのボランティア受け入れ実績を有する。なお、同校からは体育隊員の派遣要請も上がっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キルギス政府は、教育分野における2040年までの国家戦略として、教育の国際化・多言語化、ICT環境整備によるデジタル化、教員及び教材・指導法の質の向上、就学前教育の充実、平等な教育と機会の提供等を掲げ、国外からの援助や人材の受け入れに積極的な姿勢を見せている。外国語教育や国際交流に力を入れる本校でも、7名の現地教師によって3年生から英語の授業が行われているが、訳読法を中心とした授業や理解度にそぐわない教材の使用等により、学年が上がるほど学力に格差が生じており、隊員には新しい指導法やティーチングプラン策定への提言ほか、低学年児童に対し英語学習の楽しさを伝える教材やアクティビティの導入にかかる提言が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の状況を把握した後、青少年の健全な育成に寄与するために自身が貢献できる活動を提案する。
1. 同僚教師とともに英語の授業を行い、生徒の理解度、また教師の指導力向上につながる提案を行う。
2. 同僚教師に日本の英語教育の指導要領や手法を紹介し、互いの知見・経験の共有を図る。
3. 生徒が楽しみながら英語学習に取り組める指導法を提案する。
4. 自身の特技や経験を生かし、生徒の課外活動を支援する。
5. 同時期に派遣される隊員や他国のボランティアと協力し、より多くの国際交流の機会を提供する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、インタラクティブホワイトボード、印刷機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
教員107名、うち英語教師7名(20代~50代、経験年数2年~30年)
活動対象者:
全校生徒2,800名、うち主に3年生11年生2,000名
5)活動使用言語
ロシア語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(英語))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:同僚とともに授業を行うため
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)