要請番号(JL74523B20)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化・情報・スポーツ・青年政策省
2)配属機関名(日本語)
キルギス空手道連盟
3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1996年に設立された糸東流の空手を実践する団体である。キルギス国内で空手は人気の武道であり、糸東流のほか松濤館流、剛柔流、劉衛流、極真空手があり、総空手人口は約1万人と言われている。糸東流はビシュケク市内に3つ道場があり、約100名が組手と形を練習し、そのうち5名は世界大会にも継続して参加できるレベルである。連盟の副代表がビシュケク市内の私立学校の校長でもあり、同校の一部を道場として改装し、同校の生徒が授業の一環としても練習している。年間予算は約60万円。日本文化紹介等のイベントで空手パフォーマンスを行うなど普及にも努めている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
かつて糸東流は約600人が実践していた時もあったが、現在は約100名に減っている。代表はこれを盛り返したいと考えているが、何より自身が子どものころから学んだ糸東流空手の技と考え方や礼節を多くのキルギス人に学んでほしいと思っている。コーチの内の2名は、キルギスナショナルチームのリーダー的選手でもあり過去の大会で優秀な成績を収めている。今般、指導者のより一層の育成を通じて広く一般に対して糸東流空手を普及したいと隊員派遣要請がなされた。隊員には、技の指導だけでなく武道を通じた人格形成や精神鍛錬について特に指導者の育成が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 指導者に対して技の技術指導と武道の精神性、礼節について教授する。
2. 連盟に所属する空手道キルギス代表メンバーに「形」の指導を行い、競技力を向上させる。
3. 児童及び一般受講者への指導、指導者の指導力の向上及び糸東流空手の普及に取り組む。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
主要な道場は市内3か所、トレーニング器具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先の主な同僚:男性4名、20代~70代、1段~3段
活動対象者:
・コーチ:1段~2段
・一般受講者:9歳~、1級~5級
5)活動使用言語
ロシア語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(空手道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:指導に必要
[参考情報]:
・糸東流空手の有段者であること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)