要請番号(JL74524A13)
募集終了
![](/images/sdgs_icon/3.png)
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立リハビリテーションセンター
3)任地( チュイ州アラメディン県タシュドボ村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1984年に設立された首都ビシュケク市南の郊外に位置するリハビリテーション(以下リハ)専門病院である。全国からリハビリを受けようと患者が訪れ、またキルギスにおけるリハの普及拠点にもなっている。医師、看護師他事務員含め職員数は約160人。病床数は600床(大人560、子ども40)、260床が有料病床。患者は、通常2週間程度の入院期間にリハを受けるが、有料病床ではその期間を希望に応じて延長できる。2022年の患者数は約1万2千人。年間予算は約90万ドル。過去に1名の隊員派遣(理学療法士、2017年~)があり、同隊員は患者への運動療法の実施と勉強会を開催し同僚との知識共有に努めた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キルギスでは、未だ旧ソ連時代のリハ(物理療法が主流、症状に関わらず一律半年に1回10日程度の入院)が行われており、患者の症状に応じた治療の提供には改善の余地がある。医師の処方を受け、現場で主力として患者に施術するのはマッサージ師及び運動療法インストラクターであり、彼らのリハ関連知識は日本のPT・OTより少なく世界的な流れからも遅れている。今般、世界的なコロナ感染の蔓延で中断していた隊員派遣の再開により、日本のリハに関して知見共有を受けたいと派遣要請があげられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.患者に対して作業療法を行う。
2.退院後に自宅でできるリハや環境調整について、患者及びその家族にアドバイスする。
3.日本の作業療法について同僚医師、看護師、セラピストに対して勉強会を開催し知識と技術を共有する。
4.その他、病院のリハ体制の改善策を提案し実践してみる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、イス等一般的な事務機器。歩行練習器具ほか作業療法に必要なもの(添付写真参照)。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚(リハ科):
・28名:医師2名、セラピスト(マッサージ、運動インストラクター)26名、20代~60代
活動対象者:同僚及び患者
・患者は3歳~、脳卒中、脳性麻痺、他多様な症状の患者が来院
5)活動使用言語
ロシア語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はビシュケク市内でアパートを借りてのバス通勤を想定。