【配属機関概要】

3）任地（ ビシュケク市 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

トライアスロン連盟は、2015年に設立され、ワールドトライアスロンにも加盟している。国内におけるレースの開催、アスリートやコーチの育成等に取り組んでおり、2023年中に開催したレースは9レース(デュアスロン、クロスカントリー等含む)ある。団体の職員数は25名、登録アスリートは110名、そのうちパラアスリートは7名(視覚障害6名、身体障害1名)である。障害のあるアスリートで、アジアチャンピオンシップ、ワールドカップに参加し、金・銀メダルを獲得した選手もいる。国内4か所(ビシュケク、カラバルタ、チョルポンアタ)にトレーニング施設があり、首都には2か所ある。年間予算は約40万ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

連盟は、トライアスロンを純粋なスポーツとして普及に取り組むだけでなく、老若男女問わず広く一般市民を対象にすそ野の拡大と健康促進を目指し、また障害のある人も対象にインクルーシブ社会の実現にも貢献しようと取り組んでいる。2024年5月には、4か所目となる新たなトレーニング施設をビシュケク市内に開設した。同施設は、障害のある人も利用できるようバリアフリー施設となっている。今後、広く一般に向け障害のある人にスポーツ参加機会を提供し、またパラアスリートの育成を強化したいと考えているが、連盟には障害のある人へのスポーツ指導に関し専門の知識と経験を持った人材が不足していることから、今回の隊員派遣要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

・トレーニング施設を利用する障害のある人、及び障害のあるアスリートにスポーツ指導を行う。
・障害のある人へのスポーツ指導方法を同僚コーチらと共有する。
・障害のあるより多くの人々がトレーニング施設に来てスポーツ参加機会を得、また競技力が向上するよう障害者スポーツの普及を行う。
※スポーツ指導は、トライアスロン競技(スイム、バイク、ラン)のいずれか可能なものをトレーニング施設の器具等を活用して行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ビシュケク第69番学校敷地内のバリアフリートレーニング施設(バイク、トレーニング器具、25mプール等)

4）配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚:
コーチ16名(男性12名、女性4名)、20代～50代、経験年数5年～20年
・活動対象者:
トレーニング施設に来る障害児・者(年令、障害の種類は特定せず広く一般からの利用を想定している)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・指導経験は障害者を対象とした指導経験必須

【地域概況】

【特記事項】

・赴任後の現地語学訓練で、活動言語のキルギス語に加え、ロシア語の基礎会話を学びます。
・トライアスロン連盟インスタアカウント