要請番号(JL74524B02)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育科学省
2)配属機関名(日本語)
アラバエフ・キルギス国立大学付属日本学院
3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
日本学院は、アラバエフ・キルギス国立大学の付属校として、2016年に開校した。卒業後、日本で活躍(就労)する人材の育成を目的とした4年制大学で、学士に加え短期のカレッジコースもある。在学中に3か月から1年間、日本でのインターンシップ機会を設けている。学士は、ホテルマネジメント学科、地域学科、観光学科があり、カレッジコースは社会福祉や調理学科がある。校内に独自の就職センターがあり、インターンシップと就労を支援している。学生数は269名(カレッジコース141名)。前任となる初代隊員が2025年10月までの任期で活動中。他に観光(~2025年7月)と日本語教育職種(~2026年1月)の隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キルギス国内には、従来からの日本人気もあり日本での就労希望者が多い。アラバエフ大学はそうした期待に応えようと配属先を設立、日本国内における外国人材需要の高まりもあり、大学側はより多くの学生に日本でのインターン・就労機会を提供したいと取り組んでいる。社会福祉学科の教師は日本での勤務経験はなく、これまでキルギスの福祉を題材にした座学と日本語の授業、高齢者介護施設での実習を行ってきた。現在は初代隊員が日本の介護現場経験と関連用語や現場の知識について作成した教科書(ロシア語、キルギス語、日本語)も使って授業を行っている。授業内容の充実、インターンシップと就労をより軌道に乗せるため引き続き隊員の派遣が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
授業内容の充実と、学生による日本でのインターンシップ及び卒業後の就労が円滑に進むよう以下に取り組む。
1.日本の高齢者介護施設の仕事内容、関連用語についての授業を行う。
2.日本の生活や業務習慣についての授業を行う。
3.日本語での会話や日本企業との面談の練習のほかインターンシップや就職手続きの支援。
4.その他、現場で必要と思えるものや隊員のこれまでの業務経験から対応できることを学院に提案し実践する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、机、イス、PC、プロジェクタ等及び、車いす1、杖1、排泄介助物品、口腔ケア物品、食事介助用物品、更衣介助用衣類等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学院長以下27名(男性2、女性25)、20代~50代、大卒
活動対象者:学生141名(社会福祉学科は約80名)
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:学生に指導するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務に必要
[参考情報]:
・学歴は専門学校(福祉系)以上必須
・実務経験は介護施設での介護業務経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・大学は9月始まりで、7月~8月は夏休み期間になる。
・赴任後の現地語学訓練で、活動言語のキルギス語に加え、ロシア語の基礎会話を学びます。