要請番号(JL75424A09)
募集終了

・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化省
2)配属機関名(日本語)
国立歴史考古学博物館
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.1 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立歴史考古学博物館は2001年に開館され、タジキスタン国内で発掘された古代、近代の多種多様な出土品の展示、収蔵を行っている。同博物館ではサマルカンド国境の町近くのパンジケントやサラズム遺跡から出土した古代の装身具や壁画などの出土品のほか、同国南部のアジナテッパ遺跡から出土したクシャーナ朝からイスラム帝国進出までの初期仏教の出土品が展示されており、現存する中央アジア最大の涅槃仏が博物館内に展示されている。
同博物館では過去に龍谷大学からのデータベース作成支援や文化無償での展示用ケースの提供等の実績はあるが、これまでボランティアの受入れ実績はなく、本配属先への隊員派遣は本案件が初となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タジキスタンはシルクロード上に位置しており、国内に様々な遺跡があるが、予算や人的資源の不足から隣国のウズベキスタンと比べると十分に遺跡の保護や観光地化することができておらず、知名度が低い状況となっている。同博物館においても歴史的に貴重な出土品が展示されており、本邦大学や文化無償での協力実績があるにもかかわらず、市民や特に海外からの観光客の訪問件数は限られていることが問題となっている。より多くの来館者数の増加や知名度の向上のためにはより魅力的な展示方の検討や、市民や観光客に魅力を伝えていく活動が重要となることから、隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.出土品等展示物の展示を工夫し、より魅力的な展示方法を提案する。
2.来館者が展示物についてより深く理解できるように、展示品の説明文を掲示する。
3.来館者の増加のために観光局やSNS等を通じて博物館の情報の発信を試みる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、展示物のデジタルデータベース
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
館長(60代)
通訳(20代):2名
その他スタッフ
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)人文科学 備考:活動上必要となるため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・考古学についての知識があればなおよい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(-5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語は現地公用語であるペルシャ語系に属するタジク語となる。