要請番号(JL76318A04)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立小児精神神経病院
3)任地( タシケント市 ) JICA事務所の所在地( タシケント市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウズベキスタンで唯一の小児神経専門病院で、外来患者・入院患者約250名に対し、診察、外科手術、リハビリテーション等の治療を提供している。非常勤を含めスタッフは約300名、年間予算は1億6千万円。病院には、地方からの入院患者や孤児、経済的な理由で両親が介護にあたれない児童のための教育施設が併設されており、作業療法や農業・スポーツセラピー、各種イベントのほか、「母と子のためのケア講座」等、総合的な治療プログラムが組まれている。現在、理学療法士および障害児・者支援の隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
理学療法士という資格が存在しない同国では、総合的な理学療法の知識を持つ人材が限られており、リハビリテーションも鍼やマッサージほか、物理療法が主流である。運動療法や物理療法の効果的な組み合わせや、患者の生活までを視野に入れた包括的な治療計画策定等を取り入れ、リハビリテーションの概念を普及させていく必要がある。
同病院では、実質的な療育者にあたる母親への指導プログラムも提供しており、ボランティアには障害児の日常生活活動の自立に向けた提言も期待されている。現在派遣中の初代JV(青年海外協力隊)は、入院中の患者に集団・個別でのリハビリテーションを提供しながら、保護者向けに運動方法・介助方法の指導を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 担当医師及びスタッフらと協議し、運動療法とマッサージを中心とした治療・リハビリテーションを患者に提供する。
2. 患者の状態に応じた効果的なリハビリテーションが導入されるよう、個別プログラム策定の指導を行う。
3. 治療対象が児童である点を考慮し、楽しみながら取り組めるリハビリ療法を提案する。
4. 家族への指導機会を利用し、自宅でも可能な運動療法の紹介や療育についての助言を行う。
5. 重度障害のある入院患児に対し、食事や排泄時の介助を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マッサージ用ベッド、手指運動器、牽引装置、平行棒、リハビリ用遊具等
4)配属先同僚及び活動対象者
理学療法科専門医1名
マッサージ師17名(年齢20-50歳、業務経験2年から25年)
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実際の指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
首都の病院ではロシア語が多く使用されているため、医療用語はロシア語を学ぶことも必要とされる。