要請番号(JL76319B11)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
就学前教育省
2)配属機関名(日本語)
特別障害児幼稚園イムコン
3)任地( カラカルパクスタン自治共和国ヌクス市 ) JICA事務所の所在地( タシケント )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
就学前教育省は2017年に新設された省である。配属先の幼稚園は就学前の障害児を対象とした国内初の施設であり、2019年3月に開園した。施設は宿泊できる幼稚園および治療を主とした病院からなる。幼稚園は定員150名のところ、全国から現在は3~7歳の70名を受け入れている。病院では2歳~15歳までを対象に診療とリハビリテーションを行っている。職員100名(医師5名、看護師33名、障害児支援7名、他に関係する職員)。主な対象患者は、脳性麻痺・ダウン症・先天性内反足等の障害、視覚・聴覚障害等多種多様。
【要請概要】
1)要請理由・背景
施設は韓国の支援で建設され、機材なども充実している。しかし、運営する施設の職員の技術や知識が十分でないこと、障害児を対象とした経験が少ないことから、同僚へ正しい知識・技術を習得させ、子どもの発達に即したプログラムの実施、プログラムの質を向上させることが求められる。
配属先は、障害がある子どもへの生活支援や学習指導等について、より効果的な実践ができるよう、日本の当該分野における先進的な指導法について学びたいという意欲があり、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 園児(3-7歳児を中心)を対象としたプログラムの実施・運営に協力する。
2. 内容は、歌、遊び、図画工作、軽い運動プログラムなどである。それらの質の向上を支援するとともに、その子の発達に合わせて、識字・数など教科的プログラムも企画し、児童が楽しめる活動を提供する。
3. 実践を通して、同僚スタッフに、特別支援教育の知識とスキルを共有する。運営上の改善を提案する。
※今回の募集で、理学療法士、作業療法士隊員も要請されている。互いに連携・協力することが求められる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
キーボード、教材教具(型はめ玩具・積木・ビーズ通し・絵カード)、リハビリ用遊具(ボール、レゴ、色選択ボード、コップ、輪投げ等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:障害児支援教員7名(女性、経験1年未満)
活動対象者:同僚、園児(2歳~15歳)
5)活動使用言語
ウズベク語
6)生活使用言語
ウズベク語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく実践力を要する
[参考情報]:
・就学前の障害のある子どもの発達支援にかかる実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(-20~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
カラカルパクスタン共和国ではカラカルパク語が公用語となっているため、ウズベク語に加えて着任後はカラカルパク語を自己学習することが望ましい。