【配属機関概要】

3）任地（ カラカルパクスタン自治共和国ホジャイリ郡 ） JICA事務所の所在地（ タシケント ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先児童養護施設の設立は古く1922年で、1998年に現在の第一児童養護施設として登録された。3-16歳の幼児・学童約124名が在籍している。両親がいないまたは両親の保護が受けられない子供たちが施設に滞在しながら地域の学校に通っている(ウズベキスタンの学校は学年により、午前または午後に通学)。施設内では放課後を利用して裁縫、料理、音楽、水泳他武道等の指導を行っている。外国からの援助はないが、国内民間企業から支援を受けている。現在、2代目水泳隊員が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同施設は歴史が長く、カラカルパクスタン共和国における代表的な児童養護施設である。家族の保護を受けられない子供たちが不自由なく育つ環境を提供して、社会で活躍できる卒業生の輩出を目指している。民間企業や卒業生等からの様々な寄付により環境は整っており、これらを活用して心身ともに強く、将来問題なく社会参加できる子どもの育成が目標となる。放課後を利用して各種課外クラブ活動を行っており、その支援のために青年海外協力隊が要請された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先スタッフと協同して以下の活動を行う。
1.子供たちへの水泳指導(週3から5日、1日午前、午後の2回、各10-20名程度)
2.スポーツイベントや施設行事の企画・運営の支援
3.日本語や日本文化紹介のためのクラブ活動を企画・指導
4.その他、自分の特技を活かした活動を実施

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

屋内温水プール(12m×25m、水深1.8?2.1m)、ビート板20枚、アームヘルパー4組

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
施設長(園長、女性、50代)
水泳コーチ(20代・常勤職員、シンクロが専門)
施設内職員 約100名

活動対象者:児童(5-16歳)、レベルは初級から部活レベルまで

【資格条件等】

[参考情報]：

　・高校以上の競技経験が望ましい

【地域概況】

【特記事項】

カラカルパクスタン共和国ではカラカルパク語が公用語となっているため、ウズベク語に加えて着任後はカラカルパク語を自己学習することが望ましい。