2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL76625A01)

国名
ジョージア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

シグナギ市役所

2)配属機関名(日本語)

NGO コミュニティ ケデリ
NGO

3)任地( シグナギ(カヘティ) ) JICA事務所の所在地( トビリシ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1999年設立のNGOである。郡郊外の丘の上の独立した施設で、障害をもった成人28名(脳性まひ、発達障害等)が3棟の建物に居住し、その生活支援を行っている。居住者のために家族のような環境を作り、作業療法ワークショップ参加を通して自立生活スキルを高め、就業機会に結びつけることを組織の使命としている。居住者が、社会的および文化的活動を通じて地域との関係を構築することで、地域社会における障害者に対する偏見や差別の削減に貢献できるとの考えから、2011年に地域初の障害者雇用カフェを開店した。2012年には合唱団ケデリのCDもリリースされた。配属先NGOの年間予算は約15万ユーロ。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、コミュニティ内の文化的多様性を高めることも重視しており、通りすがりではなく、一定の期間活動を共有できる青年海外協力隊との協働に大きな期待をよせている。作業療法ワークショップには、個人の独自性を活かすため、パン製造、大工、織物、植物栽培、農場運営がある。特に畑や園芸の活動については、居住者の安全管理の面からも、彼らの行動に寄り添いながらも目配りを続ける多くのスタッフが必要となっている。農業分野の基本的な考え方としては、持続可能な保全型農業生産を目指している。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先スタッフ同僚及び居住者と協働して以下の活動を行い、配属先内、周辺地域の青少年健全育成に貢献することを目指す。
1.環境にやさしい農業と園芸を継続しながら、収穫量の増加を目指す。
2.環境保全についての情報交換や協議を同僚と行い、コミュニティ内の方向性を検証する。
3.可能であれば他のプログラムの運営支援も行い、居住者とのコミュニケーションを深める。
4.SNSでの発信や地域交流イベントなどを企画運営し、生産品の販売促進ひいては居住者の収入向上を目指す。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般的な農作業・園芸用具、施設内イベントスペース

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
常駐スタッフ7名(30~50代)、統括マネージャー、マネージャー、アートセラピスト、農業スーパーバイザー(CP予定)
その他大学生ボランティア
活動対象者:
施設居住者(10~30代 男女比同程度)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験(2年以上)

[参考情報]:

 ・障害者との活動経験があると望ましい

 ・農業の経験があると望ましい(家庭菜園可)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(-4~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語はジョージア語(着任後現地語学訓練を実施)となる。任地での活動、生活はジョージア語が中心となるため、任期を通して前向きにジョージア語と向き合っていく姿勢が求められる。