要請番号(JL76625A02)

・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ルスタヴィ市役所
2)配属機関名(日本語)
リハビリテーションセンター ケサネ
3)任地( ルスタヴィ(クヴェモ・カルトリ) ) JICA事務所の所在地( トビリシ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ルスタヴィ市は首都トビリシから約25㎞に位置し、市としてはジョージア国内で人口が4番目に多く、首都トビリシへの通勤圏である。配属先は市が運営する障害者向けのセンターである。設立時には米国大使館の支援を受けた。開所時間は平日の1000~1700。通所対象年齢は3歳から成人、約350人(約30名/日)の利用がある。利用者は3~12歳までの若年層が多い。その多くは自閉症傾向の児童である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
幼児教育要請の件で面談した同地域の幼稚園協会長より、未就学児も利用しているリハビリセンターでの作業療法的アプローチについて支援要請があった(管轄24園、総園児数計5900人、特別支援対象280人)。市としては、障害のある人々やその家族に対しての支援の質を高め、家庭に囲い込まれることなく社会とのつながりを強化することが重要と考えている。当国のリハビリテーション分野では、作業療法的アプローチが一般的となっておらず、隊員によるリハビリプログラムの検証や提案が強く望まれている。作業療法士隊員がハシュリ地域に2024年11月に着任し、連携しての両拠点を起点とした作業療法的アプローチの推進も期待される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
特別支援教育を専攻した教師と作業療法士、理学療法士、アシスタントスタッフらの同僚と協議しながら以下の活動を行う。
1.現行プログラムへの作業業療法的視点の導入(日常生活、遊び、家族へのサポート)、及び導入のための指導法や教材教具の紹介提案。
2.自閉症児の感覚プロファイル(感覚統合プロセス)の評価。
3.園児、学齢児童生徒の身体状態の評価、推奨、管理。
4.可能であれば同職種隊員と連携して、双方の拠点を起点とした指導者や保護者向けワークショップなどの企画運営を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、リハビリスペース
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:スタッフ 105 名: 管理スタッフ、心理学者、作業療法士2名、行動療法士、感覚療法士および言語療法士、特別支援教師、理学療法士、医師、技術スタッフ
活動対象者:園児、学齢児童生徒及び保護者等のセンター利用者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導提案が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(-8~41℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語はジョージア語(着任後現地語学訓練を実施)となる。任地での活動、生活はジョージア語が中心となるため、任期を通して前向きにジョージア語と向き合っていく姿勢が求められる。