【配属機関概要】

3）任地（ サントドミンゴ特別区 ） JICA事務所の所在地（ サントドミンゴ特別区 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、様々な活動を通じて日系人の結束を図り、日本語及び日本文化を次世代に伝えていくことなどを主な目的とした非営利団体である。配属先が運営する日本語学校は同国内に3 校あり、日系移住者の子弟を対象とした日本語教育を行うとともに、日本の文化・習慣および日本人についての理解を深めるための各種行事を行っている。これまで日本語教育、高齢者支援、組織運営支援に携わる、複数の隊員派遣を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

現在、5～18歳までの日系人の生徒約70名が日本語学校に通っており、現地教師2名、アシスタント5名体制で授業を実施、学校運営している。同国の日系社会は混血が進み、日常生活での日本語使用頻度が低下、日本語を指導できる教師不足が深刻な問題となっている。隊員には、日本語の授業の他に、学校行事の運営支援や日本のよき伝統や習慣および道徳を生徒に伝えることにより、日系人としてのアイデンティティを保持していくことも期待されている。また、授業において、日本らしい授業規律の指導や、子供たちが互いに集中力を高める授業作りを教師間で学びあったり、日本の文化や習慣、道徳的な教育を実践して欲しいとの要望があり、隊員派遣が要請された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1) 首都校における子供たちに日本語(初級レベル)や日本文化に関する授業実施 (毎週土曜日)
2) 地方校2校を巡回し授業実施 (同国の移住地の日本語学校2校を継続的に巡回)
3) 現地教師や日系人協会日本語学校運営部と協力した授業運営
4) 定期的な教師研修会の実施、および現地教師・アシスタントの育成
5) 現地教師や父母会と連携し、運動会、学習発表会、盆踊り、移住学習等のイベントの企画運営

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター、スキャナー、プロジェクター、CDラジカセ、市販教材(こどものにほんご、みんなの日本語)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
・現地教師2名: 女性、30～40歳代、経験約10年、日本語レベル ネイティブ ・アシスタント5名
・日本語学校運営部長: 女性、40歳代、西語話者
活動対象者
・首都校生徒約50名、各地方校5～10名程度: 男女、5～18歳、日本語レベル ゼロ～初級が中心

【資格条件等】

[参考情報]：

　・日本語の指導経験があればなおよい

【地域概況】

【特記事項】

移民の歴史を理解し、幅広い世代と交流できる方が望まれる。
住居は原則ホームステイ