【配属機関概要】

3）任地（ ブエノスアイレス市 ） JICA事務所の所在地（ ブエノスアイレス市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、日系人子弟を対象にした日本語学校として1927年に設立され、その後、非日系人も受け入れるようになった。現在は、トリリンガル教育(日本語・スペイン語・英語)を行う文部省認可の学校となっており、非日系人子弟の割合は70%である。学院の生徒数は幼稚園、小学部、中学部、成人コースなど合わせて1400名で、うち170名が幼稚部である。教職員数は200名。年間予算は150万米ドル。JICA海外協力隊の受入実績22名。直近では、2018年度1次隊の幼児教育隊員が活動していた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

現在、配属先幼稚園部には、平日170名(2～5歳)、土曜日は小学部低学年を含む70名(3～9歳)の園児・児童が在籍し、日本の躾やマナー、伝統文化行事の体験を念頭においた教育を受けている。一方、所属する教員は、日系3世～4世や非日系がほとんどであり、日本式の躾やマナーや、日本の伝統文化や行事を紹介する知見を有する人材が少ない。また、歌や読み聞かせ、遊戯など、幼児教育に必要不可欠な教育手法の専門的知見を有する人材も不足している。日本式の教育は配属先にとって重要なことから、現地教員の指導力向上が不可欠となっている。このため、JICA海外協力隊が活動してきたが、これまでの活動の継続がまだ必要なことから後任の要請が出された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と協働し、以下の活動を行う。
1. クラスを担当し園児・児童への授業を行う。
2. 現地教員を対象に研修を行い、日本の幼児教育に関する知見を共有し、教室活動(遊び、歌、踊り、読み聞かせ、日本伝統文化・行事など)についてサポートする。
3. 現地教員を対象に、躾やマナーの教え方について助言を行う。
4. 書道か音楽の指導について、可能な範囲で土曜日の活動への支援も行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、プロジェクター、コンピュータ、プリンタ、ピアノ、オルガン、ギター、机、いす

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・カウンターパートは幼稚園部教頭で32年経験の50代女性。その他のスタッフが平日16名、土曜8名。
活動対象者:
・指導対象者は幼児及び小学部低学年児童(平日180名/2～5歳、土曜70名/3～9歳)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・資格は、どちらか一方を取得していれば良い。

　・リトミック指導とピアノが弾けることが必須。

【地域概況】

【特記事項】

配属先が関係する日本文化行事等への積極的な参加・支援も期待されている。