要請番号(NJ30323A07)
募集終了
・2024/1 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブエノスアイレス日亜学院
2)配属機関名(日本語)
ブエノスアイレス日亜学院
日系社会
3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先は日系人子弟のための日本語学校として1927年に設立された。現在は非日系アルゼンチン人が全体の7割以上を占め、当国で唯一政府機関の認可を受けた日系教育機関として知られる。日本語の授業がスペイン語・英語と共にカリキュラム化されている。生徒数は幼稚園~中高等部約600名、短大約40名、土曜・成人コース約600名を数え、教職員数は約200名。2009年に開設した文化センターを拠点に日本文化に関する各種講座やイベントも実施する。野球部は課外活動のひとつで、成人女子チームも含めて約30名程度が在籍。年間予算は約6,000米ドル。これまで同学院に派遣した隊員は24名(野球部においては新規の要請)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先となる野球部は1994年に設立され、市内のリーグに加入して25年になる。毎年2回、定期的に開催される試合を目指して練習を積んでいる。同学院の生徒を中心に各カテゴリで混成チームを結成しているが、選手の減少への対応が課題で、現在は成人女子チーム(16-30代25名)と、児童クラス(10-12歳10名程度)が活動している。女子選手の技術向上、年少者に野球の魅力を伝え、チームに参加する選手を増やすことが喫緊の課題である。平日の練習(週3回程度)は、使用できるスペースがテニスコート2面分程度に限定されるため、工夫を凝らしたメニューの提案、また、強いチームづくりに必要なチームワークや規律も含めて、青少年の健全な成長に寄与する指導が求められている。1956年設立のLiga Metropolitana de Beisbolに所属。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
当学院を拠点としつつ、また他の施設を利用しながら、以下の活動を行う。
1.年少者に対し、基本的な動きづくりを通して野球の楽しさを体感させるための支援を行う。
2.同僚コーチと共に練習計画を練り、女子成人チームの指導を行う。また、投手や捕手の育成方法や怪我予防対策を提案する。(女子チーム選手の多くは、野球の練習への取り組みは5年以内程度で、技術レベルは、一般的な日本の中学生女子レベルに近い)。
3.周辺地域の日系コミュニティを中心とした巡回指導等も期待されている。
※練習は週3日程度で、週末はリーグ戦となる。春季と秋季の年2リーグ制。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
練習場は市内の施設(広場)や、学校校庭(バッティングケージ、ピッチングマシン有)を利用。頻度は少ないが有料の施設も利用。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・コーチ2名(男性・60代・2世)
活動対象者:
・10-12歳までの選手10名程度
・成人女子(12歳-)25名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:業務遂行上必須
(指導経験)2年以上 備考:同僚コーチと協働するため
[参考情報]:
・女子選手の指導経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・練習環境に制約(平日は、狭い校庭-テニスコート約2面分や、地面に凹凸のある広場)があるため工夫が期待されている。
・年少者への指導も活動の柱の1つのため、小学校で、又は民間クラブ等において年少者への指導経験があるとなお良い。
・保護者との協力関係、日系団体との積極的な交流など、豊かなコミュニケーション力が期待されている。