要請番号(NJ30323B01)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
オベラ日本人会
2)配属機関名(日本語)
オベラ日本人会
日系社会
3)任地( ミシオネス州オベラ市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
隣国パラグアイとの国境に位置するミシオネス州には、4つの日本人会(オベラ、ポサーダス、ハルディンアメリカ、ガルアペ)があり、その内の1つであるオベラ日本人会は、1928年に創立され、2023年に95周年を迎えた。現在、日本語教育のクラスを運営する他、書道、太鼓、日本舞踊等に関する活動を行い、日系子弟のみならずアルゼンチン社会における日本文化普及を目指した活動を行っている。過去に日系社会シニア海外協力隊(日本語教育)が2名派遣された実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同市では、毎年国レベルの「移民祭」が開催される。国立公園の中に各国の特徴を表す家屋が建てられており、日本館もその1つである。配属先は1993年より同移民祭のパレードに参加し、日本文化紹介の活動を行っている。当地では近年の和食ブームもあり、日本の食文化への興味関心が年ごとに高まってきている。当会では、日系人以外への日本文化発信の1つの手段として、和食の普及を有効な素材と捉えている。同時に、婦人部メンバーの世代交代も進んでいる中、若い世代への家庭料理を通した食文化の継承も強化していきたいと考えている。2021年本邦研修にて和食を学んだメンバーが、現在、日本語学校の生徒(主に年少者)向けに、簡単な料理教室を実施するなど、研修成果の還元にも積極的に励んでいる。当地での和食の普及のためには、専門的な知見・技術を持った隊員から指導が必要との判断から本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
婦人部メンバーと協働し、以下の活動を行う。
1. 配属先婦人部において、主に高齢者向け健康食及び地元の食材を活用したレシピの提案、健康講話等の活動を行う。
2. 非日系人対象に魅力ある和食講習会を計画・立案・開催する。
3. 日本語学校生徒及びその保護者を対象に、食育を意識した家庭料理の紹介・実習を行う。
4. 近隣日本人会にも定期的に巡回し和食講習会を開催する。
5. 当配属先で実施される各種文化イベント(移民祭や日本祭り等)に積極的に参加・協力し、日系社会の活性化を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
調理場、冷蔵庫、調理器具一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・配属先長(日会長、男性、60代、3世)
・カウンターパート(日会秘書、女性、50代、3世)
活動対象者:
・日本語学校学習者及び保護者約30名(非日系も多い)
・日本人会婦人部約20名程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
(中学校又は高等学校教諭(家庭))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必要
[参考情報]:
・栄養士、家庭科教員免許いずれかを有する者
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・踊り、書道、折り紙、図工、音楽などの日本文化講座への支援も期待されているので、分野に関わらず趣味・特技があるとなお良い。
・配属先が主催する日本文化行事等への積極的な参加・支援が期待されている。