2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30324A01)
募集終了

国名
アルゼンチン
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社団法人在亜日系団体連合会

2)配属機関名(日本語)

社団法人在亜日系団体連合会
日系社会

3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同配属先は1995年に当国の日系社会の発展に寄与することを目的に、各地の日系団体を取りまとめる連合会として設立された。首都圏を中心に、全国各地の日本人会や県人会等の37団体が加盟する。主な活動は、会員団体への側面支援、在亜日本大使館やその他の公的機関との連絡窓口業務及び日亜両国政府や公共団体との関係強化等で、2023年は日亜外交樹立125周年を記念する行事を主催した他、各種イベントにおいて、企画・運営・実行に関する支援も行っている。特に、中高年齢者の健康維持・増進の活動において海外協力隊も大きく関わり、一定の成果を挙げている。現在、2名の協力隊(料理、ソーシャルワーカー)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は加盟する日系団体を総括する役割を担っており、各団体の現況、課題、要望等を掌握している。当地での日本食を通した日本文化への関心が高まっている現状や日系社会の高齢化により、各日系団体では当地の食材を利用した、家庭で簡単にできる日本食の教室開催の要望が高まっている。現在、栄養士資格を有する料理隊員が、主に中高年齢者を対象とした健康食の提供・調理支援を行っている。配属先では日本食の料理教室の継続、そして傘下の日系団体への更なる支援拡大を目指している。家庭でも手軽に作ることができ、健康に良い日本食の調理方法の普及、また中高年齢者に対する栄養面でのアドバイスのため、当該分野に関し専門的な指導・助言できる人材の支援を引き続き得たいとして本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先を拠点にしつつ、首都周辺及び地方にある日系団体にておいて、以下の活動を行う。
1.中高年齢者向けに健康食をテーマとした料理教室を開催する。
2.中高年齢者の生活習慣病予防のための基礎的な栄養指導を実施する。(糖尿病や高血圧症予防の提案等)
3.地元にある食材を工夫して、家庭でできる簡単な日本食のレシピを考案・紹介し、日本食の普及を図る。
4.首都周辺日系団体への巡回指導とともに、地方にある日系団体を訪問し料理教室・栄養指導を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

調理場、調理器具一式、冷蔵庫。料理教室実施時には、JICA機材として、ノートパソコン、プロジェクター、マイク、ピンマイク等も使用可。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・配属先責任者2名(男性:70代と50代 C/P、受入担当)
・配属先事務職員 :1名(女性:50代)
・配属先関係者:役員18名(年齢:30代~70代)
活動対象者:
・配属先傘下の各日系団体関係者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)
    (中学校又は高等学校教諭(家庭))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務上必要

[参考情報]:

 ・栄養士か家庭科教員免許いずれかを有する者

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・最終支援対象は、主に日系1~2世の中高年齢者のため、日本語でのコミュニケーション機会は比較的多い。
・日本文化の普及・支援も期待されているので、分野に関わらず、趣味・特技があるとなお良い。
・配属先が主催する日本文化行事等への積極的な参加・支援が期待されている。