要請番号(NJ30918A06)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マリアルバ文化体育協会
2)配属機関名(日本語)
マリアルバ日本語学校
日系社会
3)任地( パラナ州マリアルバ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同協会は1957年に設立され、現在は約130世帯が会員となっている。会館、プール、ゲートボール・テニス・サッカー場、野球場などの設備がある敷地内に日本語学校の校舎がある。協会では、新年宴会、運動会、慰霊祭、盆踊り、敬老会、ゲートボール大会などの行事を主催している。また、マリアルバ市はブドウ栽培が盛んであり、市主催のブドウ祭りに参加協力している。パラナ州3番目の大都市であるマリンガ市に隣接しているという利便性があり、マリンガ地区日本語学校連合会の催しにも積極的に参加している。年間予算:約51.6万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現地日系社会の世代交代が進み、日本語学校生徒の父兄は3世・4世が中心となっている。その家庭では日本語が話されることは無いため、父兄に対する日本語や日本文化の学習機会の提供が検討されている。また、日系世帯において幼児が増加しているため、日本語の幼稚園クラスを始め、子供が小さい頃から日本語に慣れさせることになった。出稼ぎから戻ってきた家族からは、子供が身につけた日本語を忘れてしまわないよう学習が続けられる環境も期待されている。NJVの働きかけにより2017年より幼稚園クラスが開講されたが、このような課題に対して対応できる人材が現地では不足しているため、ボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.幼稚園・小中高・大学生・父兄クラスの学習者に対への日本語(会話・文化紹介)の授業を行う。※週4日、9コマを担当する。
2.運動会、林間学校、学習発表会、お話大会等、マリアルバ文化体育協会・マリンガ地区日本語学校連合会・ブラジル日本語センターが主催する行事で、日本語学校の児童が学習成果を発揮できるよう協力する。また、行事に向けての指導法を現地教師に助言する。
3.生徒数の確保、学校運営(カリキュラム作成等)について協会役員に助言、協力する。
4.現地の教師に対して日本語指導及び情操教育に関する勉強会を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター、コピー機、ピアニカ、ミニコンポ、キーボード、教材は『ひろこさんのたのしいにほんご』『中級を学ぼう』など
4)配属先同僚及び活動対象者
教師1名 日系1世(女性、60歳以上、教授経験10年以上)、非常勤
生徒27名 4-17歳 日本語能力検定試験 N2レベル1名、N3レベル3名、N4レベル3名、N5レベル3名
日常使用言語は、ポルトガル語または日本語
文化体育協会役員(学校運営担当) 20名
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
(幼稚園教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:カリキュラム作成が必要な為
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
父兄クラスは現在開講準備中。