要請番号(NJ30918A10)
募集終了
5代目
・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブラジリア学園
2)配属機関名(日本語)
ブラジリア学園
日系社会
3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同学園は1972年に現校長により設立された。現校長の自宅での個人授業から始まり、現在は有名大学へ卒業生を多数輩出する幼稚園から高校までの一貫教育校となっている。生徒数は約1300人。正規教育課程の他に、課外授業として図工、音楽、体育、演劇などを取り入れている。また、沖縄県の私立校と交流関係があり、隔年で両校生徒の相互訪問を行うなど、多文化理解促進活動も盛んである。日系人生徒は約2割。2017年7月より日系社会青年ボランティア(NJV)現職教員(小学校教育)1名を派遣中(2019年3月まで)。年間予算は約3百万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
校長は日本語や日本の文化の教育を通し、生徒が世界に目を向ける人材に育つ事を願っている。過去、指導者不足等の理由により、日本語・日本文化の指導は中断していたが、初代現職教員NJVの派遣を機に日本語の授業が再開された。歴代NJV達は日本語指導の他に縄跳び、図工、折り紙、リコーダーの指導、運動会の企画等を取り入れ、生徒や現地教師によい影響を与えてきている事もあり、今回も引き続きNJVの派遣要請あった。現在派遣中のNJVは日本語の授業の他に、音楽・折り紙の指導、また学童向けのクラスにて日本の絵本の朗読等を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 日本語の課外授業(2コマ/週程度)。ゲーム等の遊びの要素を取入れ、生徒の日本語に対する興味を養う。
2. 日本文化の課外授業、及び学童向けのクラス(6コマ/週程度)。折り紙、童謡、踊りや手遊びなどの日本文化に触れる活動を通し、生徒が海外に目を向けるきっかけを作る。
3. 音楽・美術・算数等のボランティアが得意な分野の授業における現地教師の補助、及び授業を通した日本文化の紹介や日本の学校との交流(2コマ/週程度)。
3. 学校行事や休み時間の活動に関する提案・企画・実行。ボランティアが得意な分野の活動を取り入れる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピューター、プリンター、CDデッキ、プロジェクターなど。使用教材は特になし(自作プリント等)。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:1名(70代女性日系二世、日本語可能)
コーディネーター:5名(非日系、ポルトガル語)
教員:約80名
生徒:約1,300名(日本語学習希望者は40名程度、日本語レベルは初級)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要であるため
[参考情報]:
・現職教員のみ可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5-35℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
授業をする場合はブラジルの教員免許が必要なため、現地教師の補助として授業に入ることになる。また配属先での円滑な活動にはポルトガル語でのコミュニケーションが必須である為、語学力習得が強く望まれる。