2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30918A15)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ミラソウ学園

2)配属機関名(日本語)

ミラソウ学園
日系社会

3)任地( サンパウロ州サンパウロ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1996年に親日家の台湾系夫妻により創立されたブラジル政府認可の幼小中一貫校で、ブラジル社会におけるリーダー育成を目的に、キリスト教を基本にした情操教育を取り入れている。必須科目である日本語(2-14歳)に加え、放課後の各種課外活動(日本語、英語、公文、柔道、フットサル、合唱、将棋、チェスなど)に力を入れており、様々な学習機会を提供していることから、父兄からの支持も高い。2017年現在の生徒数は約480名、教員45名、うち日本語教師は4名の体制となっている。これまでに4名の日系社会青年ボランティア(NJV)を派遣した実績があり、係活動・挨拶運動の導入に取り組んだ。年間予算は2.565千ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同学園では、生徒の社会における自発性・リーダー性を育成するため「生徒達自らがよく考え、発表をする」ことを学園の教育目標としている。この目標を達成するために、お話大会、弁論大会の実施や、日本の学校教育システムをモデルとしており、その確立と定着を重視し、NJVの助言を必要としている。この為、日本の教育システム(学級活動、児童会、生徒会、委員会活動など)の導入と定着が支援できるNJVを要請するに至った。また、同学園必修の日本語教育については、日本語を通じて日本文化の習得、学校行事(運動会、文化際、卒業式等)の経験を通して体得させ、同学園幹部にはそれらの企画・準備・実施に関する知識や技術移転を行うことが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

現地教師と共に、主に以下の分野で活動を行う。
1.日本の学校教育システム(係活動、児童会、生徒会、学級委員活動)の定着のために、現地教師への支援を行う。
2.日本語の授業の補助を行う。
3.各種楽器演奏、絵画、縄跳び、柔道、書道、そろばん等から得意なものを担当する。
4.学校行事(運動会、文化祭、卒業式など)を企画・立案し、準備段階から参加・助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

楽器(太鼓、ピアニカ、笛など)、体育用具、視聴覚教材、校内フリーWifi、パソコン、プロジェクター、日本語教材(学園オリジナルの教材)

4)配属先同僚及び活動対象者

教員:45名(うち日系人20名)、職員数:130名、日本語教師:4名(N1取得1名、N2取得3名)
生徒数:480名(2-15歳)
※活動言語はポルトガル語で行う。カウンターパートとなる日本語教師は日本語可。

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教育システム技術移転実施の為

[参考情報]:

 ・現職教員のみ可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

授業実施にはブラジルの教員免許が必要なため、主に現地教師の補助として授業に入る事となる。また配属先での円滑な活動にはポルトガル語でコミュニケーションを取る必要があるため、語学力習得が強く望まれる。