要請番号(NJ30918A16)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アマゾニア日伯援護協会
2)配属機関名(日本語)
厚生ホーム
日系社会
3)任地( パラ州アナニンデウア市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同協会は国籍、宗教、人種の差別なく、物心両面の援助を必要とする人々に対して福祉事業を行うことを目的に1965年に設立された公益団体で、パラ州を中心としたアマゾニア全地域を対象とし、日系人およびブラジル人を対象とした福祉と医療事業を展開している。主な事業内容は病院経営(2つの病院と配属先である高齢者施設、職員約530名)と医療保険経営などであり、配属先である厚生ホームの入所者は現在11名、職員は21名である。2017年事業予算は約1724万米ドル。JICAの協力実績はボランティア派遣はじめ助成金交付、研修員受入など。現在、高齢者介護職種の日系社会シニア・ボランティアが派遣中(19年1月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
これまでに派遣された日系社会ボランティアは、ホーム職員の介護技術の向上や、入所者の生活の質を高めるためのレクリエーションの幅を広げることに貢献してきた。現在派遣中の高齢者介護職種ボランティアも、入所者のニーズに合わせた体操やレクリエーションを導入する活動を実施し、職員がレクリエーションのノウハウを学びつつある。一方で、配属先には現在、常勤の作業療法士が不在であり、実習生が不定期に活動しているが、日常的に十分な作業療法を行えないことを課題と考えている。総合的な介護には、医師、看護師、心理士、理学療法士等に加えて、作業療法士も不可欠であることから、入所者へのよりきめ細やかなケアを目的として作業療法士職種のボランティア要請が挙げられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.個々の入所者の身体的・認知的機能の状態を把握し、作業療法を行う
2.職員へ作業療法を紹介する
3.ホームで実施する各種行事(季節に合わせた行事など)に協力する
4.地域の高齢者を対象とした生涯学習活動(「生きがい教室」「ことぶき教室」)に協力する
5.入所者や地域ボランティアの増加に向けて、ホームの広報を行う
6.可能な範囲で、援護協会本部が行う日系移住地の巡回診療(年4か所、延べ8日間程度)に同行する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ホワイトボード、音響装置、電子オルガン、ボール類、楽器、テレビなど。
その他、必要なものがあれば都度調達を検討する。
4)配属先同僚及び活動対象者
・ホーム長:日系女性、心理士経験15年、日本語可、2013年から現職
・職員:看護師1名、准看護師5名、介護補助2名、社会福祉士1名、理学療法士1名、他
・入所者:11名(定員20名)、介護レベルは養護老人ホーム程度、平均年齢80歳
※職員間では基本的にポルトガル語を使用
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語(日本語)
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:入所者への作業療法を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20-40℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)