【配属機関概要】

3）任地（ パラナ州マリンガ市 ） JICA事務所の所在地（ サンパウロ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マリンガ文化体育協会は1947年に設立され、地域日系人の親睦、文化支援などを行っている日系団体である。会員数は800家族で約85%が日系家族となっている。また、マリンガ市は兵庫県加古川市と姉妹都市提携しており、同協会敷地内に日本庭園が造られるなど活発な交流が行われている。主な行事は新年会、日本祭、運動会、盆踊り、カラオケ大会、野球や卓球等各種スポーツの大会。事業年間予算は約76万米ドル。2011年7月まで野球NJV1名が活動し、代々日系日本語学校教師の日系社会シニア・ボランティア(NSV)が同敷地内の日本語学校連合会に派遣されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

マリンガ文化体育協会のソフトボール部には、4つのカテゴリー(Tボール、13歳以下、15歳以下、17歳以下)をあわせて60名ほどの女子選手が所属している。コーチ陣には、選手の保護者が多く、ソフトボールや野球の競技経験者であるが、指導を専門的に学んだ経験はなく、特に投手への指導ができる人材が不足している。そこで、ソフトボール全般の指導に加えて、特に投手指導に重点を置いたNJVの要請が挙げられた。ボランティアには、日本式のソフトボール指導を通して挨拶やチームプレー、道具を大切に扱うことなど、青少年の健全育成に貢献することも求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

主に、13歳以下、15歳以下、17歳以下の選手を対象に、監督やコーチとの協力のもと以下の活動を行う
1.準備運動やピッチング練習、及び通常の練習指導を行う。
(ピッチング練習:火・木曜日の17-19時、土曜日の8時-11時)
(通常練習:火・木曜日の19-21時、土曜日の14-18時、日曜日の8-12時)
2.ルール指導、様々な戦術を紹介する。
3.チームワーク、相手チームや先輩に敬意を払うこと、規律の大切さなど、スポーツを通した青少年の健全育成を図る。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

グラウンド6面(野球部と共同)、バット、グローブ、ボール等
施設紹介: http://www.acema.com.br/estrutura.php

4）配属先同僚及び活動対象者

・同僚指導者:コーチ3名、コーチ補助3名(40-60歳代 全員 日系人男性)
・指導対象者:7-18歳の女子60名(そのうち、投手育成対象者は15-20名)

※関係者のうち数名は日本語対応可だが、指導対象者はほぼポルトガル語

【資格条件等】

[参考情報]：

　・投手経験を含む競技経験5年以上

【地域概況】

【特記事項】

日本体育協会スポーツ指導者資格があると良い