2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(NJ30919B27)
募集終了

国名
ブラジル
職種コード 職種
D261 食品加工
年齢制限
活動形態
日系
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

トメアスー総合農業協同組合

2)配属機関名(日本語)

トメアスー総合農業協同組合
日系社会

3)任地( パラ州トメアスー市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 7.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

トメアスー総合農業協同組合(CAMTA)は1949年代に設立され、トロピカルフルーツパルプ(ピューレにしてパックしたもの)、植物オイル、カカオ、胡椒等、年間で約7,000トンの生産物を扱い、農産物の加工及び販売を中心にした事業を行っている。その他、組合員への農業技術支援、苗の生産と販売、堆肥の配布も行っている。また、社会支援として企業との協力によって、地域内の小農家への技術指導プロジェクトも実施している。年間事業予算約2,400万米ドル。食品加工の日系社会海外協力隊が活動していた(2018年6月まで)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

トメアスーは日系人が入植したことにより開発発展した街であり、幾多の危機を乗り越えて現在に至るが、その基本は日系入植者の共同精神に基づく組合組織の維持によるところが大きい。特に、消費地から大きく離れたトメアスーにおいては、収穫物の販売等は農家にとっては最重要課題であり、組合の果たす役割は大きい。そして現在は農協(CAMTA)が組合員から買い上げて農協加工場が生産・販売する16種類のフルーツパルプ製品が売り上げの主力の一つとなっている(一日の処理量は約30t。年間約5,000tの製品を製造する。製品は100g・1㎏の一般品、20㎏・180㎏の業務用で全て凍結品)。従って農協加工場は、同様の加工品との市場での競合に対応すべく技術の改良及び新製品の開発等が要求されている。このような状況の中で、食品加工技術の向上が求められ、日系社会青年海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

組合のフルーツパルプ加工工場において、職員らと共に以下の活動を行う
1.トロピカルフルーツを使用した新製品の開発
2.ナッツ類(ブラジルナッツ等)やパッションフルーツ等のオイルを使用した新商品の開発
3.年間8,000t排出されるアサイーの種を利用した加工品等の開発
4.カカオ加工品やチョコレート菓子の製造・加工技術についての助言
5.工場全体の生産方法の改善に対する助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、机、試作室、ph計、Brix計、色差計、微生物検査施設、試験器具等
設備的・衛生的にもほぼ問題ないレベルの食品製造施設を持つ

4)配属先同僚及び活動対象者

専務理事:1名(男性、日系2世、日本語可)
経営ジェネラルマネージャー:1名(男性、日系2世、日本語可)
従業員数180名(ほぼ非日系、日本語不可)
※工場組織は大きく、生産管理課・設備課・品質管理課があり、それぞれ責任者がいる

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上必要なため

[参考情報]:

 ・果汁飲料製造に関する知識・技術

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】