要請番号(NJ30919B50)
募集終了
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
インタージェニウス学校
2)配属機関名(日本語)
インタージェニウス学校
日系社会
3)任地( アマパ州マカパ市 ) JICA事務所の所在地( サンパウロ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
北部アマゾン川河口近くに位置するマカパ市内のブラジル政府認可の日本人が経営する学校法人である。幼稚部(3歳)から高校まで(ブラジルの学制は初等5-前期中等4年までが義務教育-後期中等3年、6-17歳)、午前・午後の二部制であり、約690名の児童・生徒が通学している。教室の他にコンピュータ室や会議室があるが、日本の同規模の生徒数の学校施設の水準ではない。アマパ州は比較的日本人や日系人が少ないと言われている地域であるが、同校では太鼓グループの結成等日本文化の継承に努めている。年間事業予算は約53万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブラジルでは2011年から初等・中等教育にて音楽が必修科目となった。配属先にも音楽科担当教員がいるものの、指導内容が十分でない。音楽科目の一層の充実を図るため日系社会海外協力隊が要請され、初代の小学校教育隊員及び2代は音楽教育支援を中心に活動した。また、学校長はアマパ日伯協会(日系団体)の役員でもあり、同州の日系人は70家族程度であることから、隊員の協力を得て日本文化の紹介、普及を進めることにより日系社会の活性化も目指したいと考えている。3代目は「音楽」として、より日本の義務教育における音楽による情操教育の支援を行い、また幅広い日本文化を紹介できる人が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.音楽科目に関し、現地教師を支援し、教材作成や生徒への授業をともに行う。(週5日、50分/クラス、計26クラス)
2.日本文化を児童や生徒に紹介、指導する。
3.アマパ日伯協会のイベント(日本週間など)で日本文化紹介のコーナーを企画、実施する。
4.日本文化継承の一環として開始された太鼓グル―プがあり、太鼓の指導(レベルは高くなく、他地域の太鼓グループの協力を得て、イベントで披露可能なレベル)ができるとよい。
※日本文化はこれまで書道、よさこい、などが行われてきており、ボランティアが得意なものを行えばよい。
※学内での使用言語はポルトガル語となる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CDラジカセ、キーボード、タンバリン等の打楽器、和太鼓(長胴、おけ太鼓、絞め太鼓計5張)、TV、DVD、コピー機、コンピュータ、プロジェクター等。
4)配属先同僚及び活動対象者
・学校長2名:①女性、60代、日本人、②男性、60代、ポルトガル・ブラジル二重国籍(夫妻)
・教職員:教頭4名、教師55名、内音楽教師は2名、20~30代、女性、ブラジル人
・音楽教科の指導対象:幼稚部3歳から中等部14歳まで、約550名。(日系は6家族程度)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(音楽))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:小中学校の生徒に指導する為
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)